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カテゴリ: 今日のつぶやき
お昼のニュースではじめて事故の発生を知ってから、尼崎のJR脱線事故の報道を、長い時間見ていました。

事故の原因については、色々な憶測がされていますが、全容解明には時間がかかるのでしょうね。
まさか、自分が電車に乗っていて、こんな悲惨な事故に巻き込まれるとは思いもよらなかったでしょう。
亡くなられた方とそのご遺族、そして被害に遭われた方を思うと、胸がつまります。

時間が経つに連れて、ケガ人が搬送された病院や、遺体の安置所となった体育館の様子がTVに映るようになりました。

入り口に張り出されたケガ人の氏名の掲示板。
「夫がたぶん乗っています。携帯に何度もかけたのですけど…」
と、必死の形相で掲示を目で追う女性がいました。

体育館の入り口に待ち構えた報道陣に、もみくちゃにされながら中に入っていく人の様子も、何回も映りました。



見ていて本当に不愉快で、事故の原因が気になるところでしたが、結局テレビを消してしまいました。

そういう「絵」が映らないと、怒る視聴者っているんでしょうか?
事故の悲惨さを伝えるためには、被害者の嘆く様子が直接映らないといけないんでしょうか?
そんなに、TVを見る側の想像力って貧困だろうか。
メディアが「余計なおせっかい」をしているように思えて仕方ありません。

ふだん通りの月曜日が始まって、朝、何気なく送り出した家族が、もしあのひしゃげた車体の中に居合わせたとしたら?
もし、体育館へ家族を探しに来た人が、自分の友達だったら?
マイクを胸元に突きつけることができますか、と記者たちに聞いてやりたい。
JRの関係者も、家族の人たちを報道陣からもっと守ってあげたらいいのに…

毎度のことながら、大きな災害や事件が起こると、マスコミが提供する情報の「あざとさ」に、どこかバカにされているような気分になるのです。

最後に、まだ車内に残されている生存者の方々が、早く救出されることを心から祈ります。レスキュー隊にもがんばってほしいです。

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最終更新日  2005.04.25 19:34:31
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