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カテゴリ: 映画の話
久しぶりの日記です。

夫の夏休みにあわせて、慌しくそれぞれの実家をまわって来ました。
帰省の際、親と私たち夫婦で、よく映画を観に行きます。(日帰り温泉とシネコンは、皆が楽しめるオプションとしてはかなり貴重)

ある日、夫の実家で早めの夕食が済み、また「映画でも行ってみる?」ということになりました。
レイトショーのプログラムを調べて、いくつか、まだ間に合う作品の名前を挙げ
「どれにしましょうか??」
と両親のリクエストを募ったところ、母上から
「あの、ろくろっ首が咳したら首が落っこちるの、観たいわ!!」
と、熱烈な要望がありました。


結論としては、

「むちゃくちゃ面白かったです~!妖怪LOVE!」

子供向けの映画なのかと思っていたら、全然そんなことはなくって、ある意味「大人のおふざけ」とでも言うようなテイスト。
まぁ、最近のお子様は成熟度が高いので、このレベルでちょうどいいのかもしれませんが…

夫も私も「少林サッカー」が大好きなクチなので、この映画の破天荒かつくだらなすぎる(褒め言葉です)オチのつけ方には、お腹を抱えて笑った後、思わず拍手したくなりました。
ここまで盛り上げておいて、最後はこう来るか、と…もう、実際に見てくださいとしか言いようがないのですけれど。

事前の情報をほとんど持たずに観たので、特殊メイクで妖怪化したキャストの誰が誰やら、わからない人も多かったですが、豪華な出演陣です。
企画に関わった荒俣宏・京極夏彦・宮部みゆき・水木しげるといった作家陣も、ちらりと特別出演しています。

主人公と共に、魔人・加藤保憲(“帝都物語”の嶋田久作のイメージが強いですが、この映画ではトヨエツが演じています)と戦う妖怪メンバーの一人、「河童の川太郎」が本当におかしくって、後でパンフレットを買ってみたら、演じていたのは阿部サダヲでした。さすがだわ…。

ちなみに、夫と私の一番のお気に入りは、竹中直人の演じる「油すまし」。往年の、深夜番組でシュールな笑いを追求していた彼のファンにとっては、うれし涙が出そうでした。

いやぁ、映画も「食わずぎらい」するものじゃないなぁとしみじみ思いつつ、帰って来たのでした。
両親も十分楽しんで観たそうです。妖怪映画で親孝行(笑)



【宮部みゆきの“あの映画どうしてリメイクしないの?”の一言から始まった企画らしい】
妖怪大戦争<1968年版>
妖怪大戦争<1968年版>

【そして、主題歌・挿入歌はこのお二人が手がけております】
●忌野清志郎 with 井上陽水“愛を謳おう ”CD(2005/7/27) ●忌野清志郎 with 井上陽水“愛を謳おう ”

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最終更新日  2005.08.21 13:48:53
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