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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
人間が作る社会に、「絶対」ということはあり得ないと、私は基本的に思っています。

昨日まで「白」と言われていたことが、一夜にして「黒」になるようなことは起こりうる、ということ。
絶対の平和、絶対の安全、絶対の繁栄なんてものはない、ということ。
そして、人間は過ちをおかす生きものである、ということ。

過去の歴史が、そしてまさに今、世界のあちらこちらで起こっている惨事が、そのことをイヤというほど教えてくれていると思います。

もしかしたら、私が暮すこの社会も、気づかないうちに曲がり角を過ぎ、進むべき道を間違えるときが来るかもしれない。
そして、私や、私にとって大切な人々の上に、大きな苦しみをもたらすかもしれない。

そうならないように、努力するのは当然のことですが、気がついたらどうにもならなくなっていた…という時に
「あの時、自分は何もしなかった」

同じ後悔なら、まだ「一生懸命考えたけれど、間違ってしまった」という風に思いたい。

だから、私は必ず投票に行きます。

そして、多くの人が投票所に足を運ぶ社会であってほしいと、真剣に思っています。

***
(以下、私の「今回の選挙」に関する、勝手な考察)

ところで、今回の選挙の流れをふり返った時に思うこと。なぜ、世論はあんなにも「小泉支持」に傾いたか。

夏の始め、郵政法案が可決されるか、どうかという一連の騒動の中で、いつのまにか「造反組」がヒールになっていったのは、人相の問題だけじゃなくて(笑)彼らの多くが、廃案が実現していく過程で「はしゃいだ」のが原因だったのではないかしら。

ご本人たちは、廃案という目標を達成した時点で満足、だったのかもしれませんが、私も含めて、自分たちの手の届かないところで「ゴタゴタ騒いで何やってるの?」という不満を感じていた人は多いと思うのです。

そこへ、解散・総選挙。突然、降ってわいたように、自分たちに選択のチャンスを小泉さんが与えてくれた。
一方で、造反議員たちの殆どがその時取った言動は、愚痴と恨みごとばかりで、女々しく見苦しい限り。「総理たるものやさしさや思いやりを持ってほしい」…って、議員同士で思いやりあってどうするのよ、みたいな。

『結局、あの人たちは国会の中の馴れ合いで事が進むと思っていたのね。それに引き換え小泉さんは…』



でもね~、公示前の日々も含めて、長い長い時間をかけて議論がされたことは、与党陣営には裏目に出たのでは。同じことしか言わない首相の姿に
「ちょっと、待てよ?」
と冷めてきた人も、多いのではないかと思うのですが…

何しろ、日本の有権者って、過去もすごいバランス感覚を発揮してきているので、今回の選挙は、終わってみるまで本当にわからないんじゃないか、って思っています。
さて、結果はどうなることでしょうか…。

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最終更新日  2005.09.11 01:52:44
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