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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
わが家のご近所には、庭に金木犀を植えているお宅が多いようで、この頃は朝、洗濯物を干しにベランダに出るだけで、何とも言えずよい香りを楽しめるようになりました。

(匂い全般に鈍感な夫には、あまりわからないらしいのですが…煙草の吸い過ぎで嗅覚がバカになっているに違いない、と思っております)

夏の間、とにかく一まとめにしてアップにしていたヘアスタイルも、もう下ろしても快適に過ごせる季節です。
という訳で、今日は久しぶりに美容院へ行って来ました。

他人さまに頭をいじってもらうこと、それ自体は何とも気持ちのいいもので、大好きです。
でも、美容院の全てが好きかというと、そうでもありません。
私、あの「美容師さんとのおしゃべり」がどうも苦手なのです。

通いなれたサロンで気心の知れた担当の人なら、(私は静かに雑誌を読むのが好きなの。)とわかってももらえ、気を使うこともなかったのですが…
今の土地に越してきてからは、数ヶ月に1回というサイクルでしか髪を切らなくなってしまったので…


「お客様が気持ちよく過ごせるように、適度にお話相手になること」
という厳格な教育を受けているのではと思うのですが、とにかく一生懸命話しかけてくださるわけです。
あんまり一生懸命なので、こちらも「あなたとは別にお話したくないのです」…とは、言えないわけです。

でも、元から会話を発展させるほどのサーヴィス精神もないので、


「そうですかー(シーン)…」

などという、味も素っ気もない内容で話題が終わってしまいます。

この 「(シーン)…」 の時間が、こちらとしても辛いわけなのでありまして。
(あぁ、きっと彼女は、次に盛り上がりそうな話題を必死に探しているに違いない!)
なんて思うと、申し訳ないような恐ろしいような。

その後、ドライヤーをかけてくれた別の女の子からは、いきなり
「どこか、お出かけになったりします?」
と尋ねられました。
「え?で、出かけるといえば色々出かけますけど…」


まるで取調室に入れられたみたいだー…と汗をかきつつも、毅然とした態度も取れない小心者の私なのであります。

でも、思い切って10センチ以上切った髪はとても軽く、最後には浮き立つ気持ちで美容院を後にしたのでした。

帰り道、若者向けのカジュアルファッションのお店でワゴンセールをやっていて、とてもきれいなコンビのワインカラーのセーターが1,050円で売られているのを発見。思わぬ戦利品でした。

秋のおしゃれの楽しみが広がった午後でした。





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最終更新日  2005.10.06 16:57:50
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