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テーマ: ニュース(95829)
カテゴリ: 今日のつぶやき
つい先日、電車の中で「ど素人が読む株の本」(ちょっとうろ覚えですが)という本を熱心に読んでいる、若い男の人を見かけました。

去年から、仕事の傍ら、インターネットの株取引に熱をあげる知人がちらほらと出始めたりしたこともあり、個人投資家が増えているんだなぁということを実感していました。

会社の昼休みに、携帯から簡単に儲けを弾き出すことも可能なわけですから、そりゃあ一度おいしい思いをしたらなかなかやめられないだろう、とも思います。

たとえ、あの「バブル崩壊」の苦い教訓があったとしても、世間が浮ついていくときの雰囲気というのは、こんなものなのかなぁ・・・と思っていました。

私自身は、性格的に勝負ごとに向かないから・・・と、無縁のものと決めていた株の世界。
同様に、夫もまったく興味がないので、今回の「ライブドア・ショック」は、単純に「事件」として傍観していました。

それでも、朝のニュースで突然、ホリエモンの会見中継が差し込まれたときには仰天。
市場に大きな影響が出ることは火を見るより明らかだったのに、どうして週の初めに捜査、なんてことになったのかも、素人の私から見ると不思議なのですが。

ひとつの企業グループにまつわる出来事で、ここまで大きな結果が呼び起こされるというのが、いかにも“右へならえ”の国民性が出たというか・・・


一億総ヒステリー、みたいな・・・これは、結構怖いことですよね。

それにしても。

リスキーな経営手法で急速に拡大していた会社で、違法行為の疑いがあった・・・と言われれば「さもありなん」とも、思うのです。
でも、東証の取引停止、あれはどう考えてもマズイというか、イカンでしょう!はっきり言って、日本の国力を世界から疑われるのでは・・・

私としては、こちらの方がよっぽど「ショック」だった出来事でありました。

経済ってそういうことだったのか会議
「株式会社の始まりは、実は東インド会社なんです」
・・・当時、慶応大学の教授だった竹中平蔵先生。この本は、私が持っている唯一の(笑)経済の本ですが、何度読み直しても「へぇー」とうなづける一冊です。

「投資っていうのは消費と対抗するもので、将来の価値を生み出すってことですよね。投資っていうのは物事を作り出すことにすごく関与してるんですね。」
“ダンゴ三兄弟”“ピタゴラスイッチ”でおなじみ、佐藤雅彦さんの聞き手としてのコメントも、秀逸。
何かというと本棚から取り出して、復習したくなる一冊です。





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最終更新日  2006.01.19 22:48:18
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