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サリィ斉藤

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カテゴリ: お稽古の話
体調も何とか回復したので、着付けのお稽古へ行って来ました。

今年初めてのお稽古ということで、ご挨拶のあと、先生から

「では、今年の抱負を皆さんに、一言ずつ語っていただきましょうか」

・・・と、思いがけないお言葉が。ほ、抱負といきなり言われても・・・

この先生、元は小学校の教員をしておられた方で、仕事のかたわら着付けの勉強と資格取得をされ、引退後のセカンドライフに、自宅でお稽古をつけていらっしゃいます。

そのせいか、長年教壇に立っていたオーラがあるとでもいいましょうか・・・
大のおとな揃いの着付け教室でも、子どもに帰って「ハーイ、先生」と生徒たちに言わせてしまう力をお持ちなのですね。

そんな訳で、みんな素直に年頭の抱負を述べ、お稽古が始まりました。
私は、去年始めた念願のお茶と着付けを、やめないで続けることがまず目標です、とお話ししました。


先生や上級の生徒さんたちは、皆さん、地元の美容院の「助っ人要員」として、朝の4時(!!)から新成人の振袖の着付けに大奮闘だったそうです。

そのすさまじい(失礼)レポートを伺って、成人の日はスーツで出席、もちろん自前の振袖など持たなかった私は「へぇー、へぇー」とうなづくばかり・・・
やはり、土地柄なのか、成人の日には振袖を作って、嫁入り道具には箪笥と晴れ着を・・・という習慣がまだまだ残っている感じなんですね。

お稽古に関しては、先生が「何でも貸してあげるから、無理に買うことはありません」とおっしゃるご厚意に甘え、下着と足袋以外はすべてお借りして習っている私。

しかし、だんだん着物に慣れてくると、やっぱり、自分の着物を自分で着たい、という欲求が頭をもたげてきます。

というのも、今は、 着物って本当に安く買える んですよね。
これは、興味を持ってよくよく見てみるまでは気づかなかったことなのですが・・・
もちろん「ピンキリ」の世界であることは間違いないですが、ちょっとした店でスカート1枚買うお金で、仕立て上がりの着物・帯・下駄までセットで買えてしまうわけで。

練習用とわりきって、こだわらなければそれで十分じゃないか・・・と、現在、物欲の虜になっている私です。
(いったんタガがはずれたら、あれもこれも・・・になりそうでちょっと怖い)



お稽古では、皆さん持参の着物で着付けをされている訳ですが、私は先生のお着物をその都度お借りしています。

それが、いかにも練習用というのではなく、とってもきれいな着物が週変わりで出てくるのですよ♪

今回貸していただいたのは、先生が
「これ着て、先週大阪へ文楽を見に行ってきたのよ」
と出してくださった、少しくすんだレモンイエローのお着物。


あまりの可愛らしさに、着るより眺めていたい!と思ってしまいました。
周囲の生徒さんからも
「サリィさん、いつもきれいなの着られていいわねぇ」
と、羨望の声が・・・

「それ、みんな手刺繍なのよ」
と先生がさりげなくおっしゃったこの1枚、お値段にしていかほど・・・などとはしたないことは聞けませんでしたが、着物を「持つ楽しみ」の究極はこの職人芸を纏うことかぁ、とため息。

でも、着付けの腕が未熟なため、どうも“ピシッ!”と美しい姿にはなりませんでした。せっかくの逸品もこれではねぇ。

やっぱり、しばらくの間は「持たぬ楽しみ」が私には分相応かもしれません。

20000円以内で買える着物セット。たとえばこんな感じです。
京袋帯とプレタきものの8点セット[Mサイズ]
洗える着物5点セット-31
撫子色お仕立上がり小紋、両面京袋帯、帯〆帯揚4点セットM
洗えるきもの 6点set 【ichimatsu set】
着物初心者必見!着付けガイド付も嬉しい!ビギナーズセット【7点セット】―疋田模様に雪輪重ね...

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最終更新日  2006.01.17 21:40:39
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