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サリィ斉藤

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カテゴリ: お気に入りの話
ある日、着付けの先生のお宅にお稽古に伺ったときのこと。

いつものように和室の襖を開けると、途端に、何ともいえぬ香ばしくて、すっきりとした芳香に包まれました。

その源は、部屋の一隅に置かれた、大型のアロマポットのような焼き物でした。
ただ、ちらちらと灯りをもらすキャンドルが温めている受け皿には、アロマオイルではなく、緑茶の葉がたっぷりと入れられていたのです。

子どもの頃から、お茶屋さんの店先でほうじ茶の香りが漂っていると、思い切り吸い込まずにいられない性質なので、この「茶香炉」なるものにあっという間に魅せられてしまいました。

すると、ありがたいことに先生が、その香炉を作られたというお知り合い(趣味で陶芸をされている方とのこと)から、小さいバージョンを取り寄せてくださいました。

070914aloma.jpg


この写真では、懐紙を敷いて茶葉を温めていますが、受け皿に直接茶葉を載せた方がより香りが立って、秋雨でジトッと湿った室内の空気を爽やかに塗り替えてくれるようです。

一通り、鼻先でそのアロマを楽しんだ後は、軽く焙じられた茶葉を急須に移し、丁寧に淹れて舌で味わう。
そんな「二度おいしい」お茶の楽しみ。冷たい麦茶から温かい飲み物が恋しくなるこの季節に、夜毎、しっとりとしたひと時を過ごしております。



この背中の皺は、なんじゃ??(汗)

070914kimono1.jpg070914kimono2.jpg


茶香炉あれこれ





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最終更新日  2007.09.15 00:36:18
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