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サリィ斉藤

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カテゴリ: 着物の話
このところ、空気もすっかり爽やかになり、秋が深まっていることを実感します。

暑い夏の間は、じゃぶじゃぶと洗える木綿の浴衣でさえ、着ていくうちにすでに汗がにじんでくる有様…
ましてや、精進の足りない私には、単衣の夏着物なんてまだまだ遠い存在、と思っておりました。

…が、季節も巡って、また袷のシーズン到来です。
この秋は、着物で行けたらいいな、と思えるお出かけの予定もいくつかあって、あれこれとコーディネートを考えているところ。

とはいえ、手持ちの着物は数枚しかないので、選択肢もごく限られています。悩みが少なく済んで、いいことかもしれませんが(笑)

新しい着物や帯は増えませんが、収納スペースをあまり取らない、着物まわりの小物類(帯締めや帯揚げ等)は、気に入ったものを見つけるとつい手が出てしまいます。

先日は、前から買おう、買おうと思っていた 正絹の腰ひも を、やっと購入しました。






「ひも類は、絹に限る」

…この一言に尽きます。

そういう私も、最初に着付け小物を揃えたときは、手軽な一式セットだったこともあって、伊達締めはマジックテープ式のベルト、腰ひもはモスリン…という感じでした。
(お稽古している先生の方針で、コーリンベルトの類は使っていません)

でも、お稽古仲間の方からある時、正絹の腰ひもをお借りしたことがあって、モスリン製との違いにビックリしました。

とにかく滑りがいいので、もたつかず、スムーズに着物の上で締まってくれます。
ともすれば、決めた形がだらしなく崩れてしまう初心者の私にとって、これはとってもありがたいことでした。

伊達締めも同様で、 博多織りの伊達締め の、背中で“シュッ!”と締まってくれる快感を覚えてしまうと、もう以前使っていたものには戻れない…というのが、実感です。

絹のものとはいえ、腰ひもも伊達締めも、探せば千円札で手に入れられるもの。
でも、買ってよかった!という満足感は、まさに「お値段以上」でした。

外には決して見えない小物ではありますが、だからこそ、年に不釣り合いなほどのラブリー系な色柄を選んだりして、密かに喜んだりしているのです。





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最終更新日  2007.10.04 11:26:23
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