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カテゴリ: 着物の話
冬晴れの土曜日。着付教室のクラス仲間で、ランチに行ってきました。

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小さなゲストも一緒です。とってもおりこうさん、一同メロメロ。

店内で、何だか見たことのあるおじさんがいる…とよく見たら、先生を通じて皆でお世話になっている悉皆屋の方で、慌ててご挨拶(汗)
よく考えたら、依頼品の受け渡しでお会いする時は普段の洋服姿なので、実際に着物を着ているところを見ていただけたのは初めて。喜んでいただけた(はず)。

この日の趣旨は、新年会を兼ねたおしゃべり会、という他に、メンバーの一人から皆に「プレゼント」をいただく、というものでした。
それが何かは、当日のお楽しみ…だったのですが、食事の後でテーブルに広げられたのが、こちらの帯締めたちでした。

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知人のご縁で、趣味で組み紐をしていらした方の作品を譲り受けたそうで、私たちもそのおすそ分けをいただけることになったのです。

どれも素敵で凝った組み方と配色。一つひとつ、売り物みたいな和紙の台紙までついているのね…と、台紙に書かれた文字を読んだら
「道明古式糸組法教処處」
…と書いてあるではありませんか。



趣味の作品とは思えないほどの素晴らしい出来栄えでしたが、元の持ち主(作者のご家族?)は「こんなどうにもならないものばっかりあっても」という扱いだったようで…

皆のボルテージが上がったのは当然(笑)お正月も明けて一ヶ月近くが経ちますが、まるで遅れてやってきたサンタさん!と、大感謝。決められない~!どれもいい~!と、大騒ぎで分け合いました。

この帯締めを作られたのがどんな方だったのか、知る由もありませんが、時間をかけてお稽古され、丁寧な作業で一つひとつを生み出されたはず。直接お礼は言えないけれど、ありがたく活用させていただきます。

着物まわりのモノとの出会いは、振り返ってみると、何かしら人とのご縁から生まれたものが多い。それもおしゃれの楽しみを豊かにしている要素なのだと思います。





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最終更新日  2011.01.29 22:39:52
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