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2005.12.20
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「離婚」と言えば、「失う」ものだというのが、社会通説。

「自由」を得る、というのもあるだろう。
が、「自由」と「孤独」は紙一重であったりする。
(と、言いつつ、まだ孤独を感じる余裕が無いのが私である。)
それとは別に、私は「友情」を得た。
正確に言えば、それは以前から私が手にしていたものであるが、その存在を「深く実感する」ことが出来た、と言うのが正しいかもしれない。
私の離婚話はこの7月から始まった。
それから2ヶ月近く、婚家で暮らし、9月中旬に別居するまで、数人の例外を除いて、誰にもこの話をせず、ひたすら耐えた。

が、当時アップしていたブログの影響もあって、私の異変に気づく友人たちが出てきた。
ことの内容はわからずとも、「どうしたの?」とメッセージや携帯メールを送ってくれる彼ら。
電話をくれる友達もいた。
それは、別居してからも続き、徐々に自分の状況を伝え始めることができるようになった。
ともすると、誰にも会わず、誰とも話さず、一人の部屋で死を思う日々。
「メールが来ても、答えられないよ。もう、消えたいの!」と、思う自分がいる反面、「こんな私のことを、心配してくれる人がいる」と、周囲に漂う「消えてしまいたい衝動」を、ほんの少しでも忘れることが出来る一瞬を味わった。

それから、高校以来の親友(口にするのは照れくさいが)の存在の大きさを再確認した日々でもある。
彼女も離婚について、長い間苦しんだ、いや、今も苦しんでいる。
離婚はせずとも、その影が付きまとう別居生活を何年も過ごしている。
以前の私は、彼女の気持ちを推し量るにも、持てる知識の量が少なすぎた。
「苦しんでいるだろうに」と、彼女の気持ちを思いやりはしたが、その深さを知ることは出来なかった。

別居して実家に戻ったその夜に、彼女は私を連れ出し、一緒に飲み、昔の笑い話で共に泣き笑い、日を空けて電話で、この先の二人の楽しみを語り合ってくれた。
何よりも、私を励ますのでなく、ひたすら熱心に私の話に頷き、アドバイスではなく「同意」を示してくれたことに、私は言葉ではない「励まし」を感じたのだ。
彼女がいなければ、実家の部屋の中で朽ち果てていたかもしれない。
外に出る勇気と、こんなに力強く「励ましたい」気持ちを表現してくれる友人を持ったことに、心から感謝している。
彼女の長く暗かった日々に、何の力にもなれなかった私。


この離婚で得たもの、友を持つ有難さ。
私を取り巻く全ての人に感謝したい、と心から思う。

そして、この離婚で得たもう一つのもの。
誰にもあるであろう心の闇の部分を、前よりも少しだけ、ほんの少しだけ深く、感じられるようになった、そう感じる。





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最終更新日  2005.12.21 00:22:05
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