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2005.12.18
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テーマ: 鬱病(2278)
先日のブログ
物理的な症状、呼吸困難や動悸などに関しては、先のブログのとおりである。
この症状があれば、おそらくほとんどの人が「何か体調が悪いのかも?」と、心療内科とは言わずとも、内科などの診察を受けようとするはず。
しかし、それ以前の状態、「前向きに物事が考えられない」、「物事が好転する可能性を見出せない」、「自分が消えてなくなってしまいたい」あるいは「自分がいなくなっても、誰も何も変わらないと感じる」、そんな心理状態が続き、無気力で体がだるい、そんなとき、人はどう考えるだろう?
私の場合、「自分は怠け者だ」とか、「辛抱が足りない」と感じ、余計に自己嫌悪に陥ることになる。
ここで「自分は鬱病かもしれない」と感じ、医者を受診する人は、鬱病の前段階、「神経症」の時点で治療にかかることが出来、回復も早いのだそうだ。
だが、ここでその機会を見失う人間の如何に多いことか。
大抵は気の置けない友人に、「最近、無気力で何も出来ないんだ」と言うような、打ち明け話をしたりすることになるだろう。

もちろん私もそうだった。

そんなときオットは、「Sallyの涙は、どれだけ流れたら止まるんやろな。」といいながら、タオルで涙をぬぐいながら、困ったように笑っていた。
そうして、全てを受け入れてもらうことで、いつしか私の鬱症状は消えていった。
だが、今回はそのオットにすがることは出来なかった。
友人にもうまく話せなかったため、実家の両親に話を聞いてもらった。
すると、彼らが言うのは「お前の辛い気持ちはわかる。けど、もうどうしようもないことで悩むな。頑張れ、応援してるぞ。力になってやる。」と言うようなことばかりだった。
すばらしい励ましの言葉である。
が、この言葉が私を苦しめた。
「もう頑張れない。これ以上何も出来ない私には、将来の希望なんか持てない。これ以上頑張らねばならない人生なら、すぐにでも終わってしまいたい。」
私の正直な気持ちだった。
だが、この気持ちは私の口から発されることは無く、ひたすら私は無口になった。
1日の大半、呆然と虚空を見つめて涙を流す娘をみる両親の心痛はどれほどだっただろう。
そして、両親の言葉は、励ましから苛立ちに変わった。

「車を運転したいだと!お前にそんな資格は無い!」
丁度、それは私が心療内科の治療を受け始めた頃だった。
服薬を始めてから、少し気持ちが安定しても、両親のその言葉で発作が起こった。
両親の年代には鬱病はなじみが無く、高血圧や糖尿病と変わらないという認識であり、うつ状態の私を見ると「そんな病人みたいな顔をするな!頑張れ!元気を出せ!」と言う言葉がぶつけられた。

それらのことをドクターに相談すると、

私はその言葉に深く頷き、今の自分の状況を理解した。
それ以後、「頑張れ」の言葉を聞くたび、自分が社会生活に復帰するための試練なのだ、と思うようになった。
そうして一月後、私の服薬量は2/3に減量された。
今も治療は続いているが、発作はほとんど起きなくなった。





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最終更新日  2005.12.19 00:42:05 コメント(8) | コメントを書く
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