あの三島由紀夫・大好き中年ライダーの戯言
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三島由紀夫氏没後40年 「果たし得ていない約束」が現代に問いかけるもの 陸上自衛隊東部方面総監部2階バルコニーで演説する三島由紀夫氏このあと・割腹自殺を遂げた=昭和45年11月25日・東京都新宿区の自衛隊市ケ谷駐屯地 尖閣諸島などに代表される国防の問題を考えると結局は自衛隊・憲法改正というところに行き着かざるを得ない現在・三島氏が死んだ昭和45年というのは政治の季節が終わった年でこから現在までは地続きだ・新たな時代の転換期を迎えつつある現在・もう一度・三島の主張をよく考えてみる必要があるだろう。 ■予言的エッセー 痛烈な自責と慨嘆 昭和45年11月25日・自衛隊市ケ谷駐屯地でクーデターを促す演説を行った後・自決した三島由紀夫氏・同年7月7日付サンケイ新聞(当時)夕刊のテーマ随想【私の中の25年】に【果たし得ていない約束】題した予言的なエッセーを寄稿している。「私の中の二十五年間を考えると、その空虚に今さらびっくりする」という書き出しで始まるこのエッセーは、戦後民主主義を「偽善」として激しく拒否。一方で、「それほど否定してきた戦後民主主義の時代二十五年間を、否定しながらそこから利得を得、のうのうと暮らして来たということは、私の久しい心の傷になっている」との複雑な心情を告白する。 三島氏が見通した日本の将来は、きわめて悲観的だ。【日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう】そして、4カ月後の事件を暗示するかのような戦後社会への決別の辞を続けてエッセーは終わっている。
2010年11月26日
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