狎鴎亭的横濱生活

狎鴎亭的横濱生活

Sep 10, 2004
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テーマ: 韓国!(18327)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日日本から帰ってきた。

短いような長いような滞在だった。

母と会い、主治医と話し、弟夫婦と話し合ってきた。
おかげでものすごい寝不足。
おまけに、帰ってくる便は朝一番だったので、もうフラフラだった。

母は元気そうだった。前より太ったし、顔色も良かった。
だけど、話がほんとうに分かりづらくなった。食べさせると、口の中に食べ物が残るようになった。あんなに嫌がっていたオムツをしないといけなくなってしまった。

麻痺が進んでいる。それは本当にそうなんだ、といろんな場面から分かった。
まず、口周りや舌の動きが悪くなったため、言葉がうまく話せない。食べても舌が回らないので、食べたものが口の中にくっついてしまう。トイレに行って、座っていられなくなったので、オムツになってしまったと聞いた。


7,8月でむせる事が突然増えたという。むせる事で気管支に入ってしまい、肺炎を起こすと命取りになってしまう。人工呼吸器を使わないといっている母にとっては、一番避けたい事なのだ。だから、先生としては8月中に胃ロウを作りたかったらしい。
とりあえず頑なに拒否してる母には、まだしなくていいよといったらしいが、本当だったら今にでもしたい事らしい。
そして先生は、そろそろ一度母と「肺の筋力が低下した時。本当にどうするか」再確認をしておいた方がいいと言われた。
どんな決断をしても家族はあとで「本当にこれでよかったのだろうか」と思うものだ、だけど本人の意思を確認しできるだけそれに沿った決断をしたときは少なくとも「本人の意思に添えた」と思う事ができる。後悔しないためにも、一度話し合う方がいいと言われた。

先生と話したあと、母の所に戻ると「先生何だって?」とすかさず聞いてきた。
「胃チューブの話だよ」と答え、これがいい機会かもと母と話す事にした。
「多分OO(弟)とは話にならないだろうし、私はあさって帰っちゃうから、今話すんだけどさ」と切り出し、胃ロウのことをまず話してみた。
母は茶化してしまい、「その時考えるわ」なんて言う。
私は何で今そうしないといけないのか、そうしないとどうなるのか、等など事細かに説明した。
母はそんな私を見て、まるで看護婦さんみたいとでも思ったみたいで、又笑ってる。
「分かったわ。」と言い、「でも、やだ」とにやっとした。

「わたしね、死ぬの怖くないよ。覚悟してる。私の人生、悔いはないのよ。」
「最後まで機械を使って生きたいくないの。」

私は、思いつく限り母に言ってみたつもりだった。
今拒否してもいずれ食べられなくなって結局チューブを入れないといけなくなるかもしれない。それまで待って、肺炎になるリスクを作るより、今してしまえば、未然に防げるんだよ、チューブ入れたからって食べられなくなるんじゃないんだよ・・・言う言葉、言う言葉何だか空回りしているようで、何を言っても「私はこれだけでも自分の力でやりたいの、それで死んじゃっても仕方ないのよ」という母の言葉の前では、何の力もないように見えた。

帰ってから、弟夫婦と話した。

だから、弟にもう一度母を説得してみなさいと言った。もしそれでも母の気持ちが変わらなかったら、その時は「勝手にしろ」とか言わず「分かった」と受け入れてあげないといけないんだよ、と。
弟はもう少しで泣きそうだったように見えた。
この年で、誰も頼る人もいなくて、こんな事を考え決定しないといけないなんて・・・重過ぎる、そう思った。

そのあと、パパとも電話で話した。
パパは言った。「あのね、そんな風にお母さんの気持ちばかり気にして自分の気持ちを言わないでいたら、あとで後悔するよ。お母さんは病気でも貴方たちの親なんだよ。子供に責任があるの。それに、貴方たちは、お母さんに子供としての気持ちを伝えたって良いんだよ。言わなかったら絶対後悔するよ。それでもお母さんがいやだって言ったら、それは仕方ないでしょ。」
あまりにも淡々と言うパパは、まるで他人事を言ってるようで、つい「パパには分からないよ」と言いそうになった。それっぽい事を言ってしまった。
だけど、パパの言う事も分かった。
私は母を失いたくない、そう伝える事は悪い事ではないんだと思うようになった。

翌日、あまり時間がない中、母に言った。
「私さ、これから行かないといけないところあるから、言うんだけどね。胃のチューブのこと、お母さんの気持ちは分かったけど、もう一度考え直してみてよ。お母さんはこんな風に生きてるのもう嫌だって思ってるかもしれないけど、私はお母さんにいつでも会いたいの。もっと長生きしてほしいの」
母は声を殺して泣いた。泣かせたくないから言わないでいたけど、でも泣かせてしまった。

弟が又あとから母と話すだろう。母がどう思って、どう判断するか、分からない。もう生きることにそれほど執着しなくなってしまった母は、私の理解を超える所に行ってしまった気さえするのだ。

「生きていてほしい」
これは完全な家族のエゴだ。
だけど、やっぱり生きていてほしい。その先に明るいゴールがないのに、こんな事言って苦しめてはいけない、という思いと一緒に、一日でも多く母の顔を見ていたいし、子供たちの成長を見届けてほしいと思うのだ。






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Last updated  Sep 10, 2004 06:16:04 PM
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Re:母に会ってきた(09/10)  
SAKUZO2004  さん
うーん本当にむずかしいですね。
私がもしMrGaroさんだったら、1日でもお母様に長生きしてほしいと願うと思う。ましてそういう方法があるのがわかっているのなら。
でも逆にもし私がお母様の立場なら、同じ事を考えるかもしれない。あちこちカラダを管で機械に繋がれて逝った祖母を見たからかもしれない。その時に「お婆ちゃん、かわいそうだな」と思いました。
「生きていて欲しい」という家族の気持、お母さんはとても嬉しいと思いますよ。そして子供たちの事をいつまでも見守りたい、というのはお母さん自身の切実な願いかもしれないですね。それと同時にあまり負担をかけたくない、迷惑をかけたくないという気持もあるのかもしれない。
本当に辛い経験ですね。
(Sep 10, 2004 08:05:45 PM)

Re[1]:母に会ってきた(09/10)  
MrGalo  さん
SAKUZO2004さん
>うーん本当にむずかしいですね。
>私がもしMrGaroさんだったら、1日でもお母様に長生きしてほしいと願うと思う。ましてそういう方法があるのがわかっているのなら。
>でも逆にもし私がお母様の立場なら、同じ事を考えるかもしれない。あちこちカラダを管で機械に繋がれて逝った祖母を見たからかもしれない。その時に「お婆ちゃん、かわいそうだな」と思いました。
>「生きていて欲しい」という家族の気持、お母さんはとても嬉しいと思いますよ。そして子供たちの事をいつまでも見守りたい、というのはお母さん自身の切実な願いかもしれないですね。それと同時にあまり負担をかけたくない、迷惑をかけたくないという気持もあるのかもしれない。
>本当に辛い経験ですね。
-----
SAKUZOさんに気持ちを全て代弁してもらったような感じです。
母が本当に毎日辛かったり痛かったりするのであれば、私たちももう充分じゃないかと思えるのですが、今の所痛い所もないし、呼吸もくるしいわけではない、まだまだなんですよ。
難しくて、どうするのが一番良いのか分かりません・・・。 (Sep 11, 2004 04:07:02 AM)

Re:母に会ってきた(09/10)  
QT-hitomi  さん
Galoさん、私も7年前に父を亡くしたのですが、その前に同じ様な経験をしました。
父は頑固で、あらゆる処置を拒否してたんです。
又頑固なパパの事だからって、父の意志を尊重して、やりたいようにさせてはいたものの、内心はこのままではいけないって、焦りがありました。
私は当時NYに居た為に、あまり父とじっくり話をすることはなかったのですが、もう危ないかもしれないとの連絡を受けて日本へ飛んで帰った時に、
思い切って父に言いました。
折角良い処置があると言うのに拒否して逝ってしまわれたくない!
孫の成長を少しでも長く見届けて欲しいって。
自分のエゴかな?とも思ったけど、ぶちまけました。 すると父は黙って、すんなり合意をしてくれたんです。   
今日の日記、Galoさんの気持ちが痛い程良く解ります。
少しでも長く生きて欲しいと思うのは当然の事ですもの。 
難しい選択ですが、パパさんの言う通り本音をもっとぶつけてもいいと思います。


(Sep 11, 2004 01:12:48 PM)

Re[1]:母に会ってきた(09/10)  
MrGalo  さん
QT-hitomiさん
>Galoさん、私も7年前に父を亡くしたのですが、その前に同じ様な経験をしました。
>父は頑固で、あらゆる処置を拒否してたんです。
>又頑固なパパの事だからって、父の意志を尊重して、やりたいようにさせてはいたものの、内心はこのままではいけないって、焦りがありました。
>私は当時NYに居た為に、あまり父とじっくり話をすることはなかったのですが、もう危ないかもしれないとの連絡を受けて日本へ飛んで帰った時に、
>思い切って父に言いました。
>折角良い処置があると言うのに拒否して逝ってしまわれたくない!
>孫の成長を少しでも長く見届けて欲しいって。
>自分のエゴかな?とも思ったけど、ぶちまけました。 すると父は黙って、すんなり合意をしてくれたんです。   
>今日の日記、Galoさんの気持ちが痛い程良く解ります。
>少しでも長く生きて欲しいと思うのは当然の事ですもの。 
>難しい選択ですが、パパさんの言う通り本音をもっとぶつけてもいいと思います。
-----
Hitomiさん、ありがとう。
何と言うか・・・励まされました。
もう私は帰ってきてしまったけど、弟に自分の気持ちストレートに言ってもらいたいなって思います。
弟はすぐ怒っちゃうのが問題なんですが、その辺はお嫁さんにフォローしてもらって。
多分、弟に言われちゃったら、母も考え直すかもしれません。
Hitomiさんのお話、とっても身にしみました。
ありがとう。 (Sep 11, 2004 02:03:24 PM)

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