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少女から娘へ兵治郎最晩年作(友の会 20 周年)
1898-1974
)最晩年作
24
㎝を入手。胴底には「東京こけし友の会二十周年記念
1973.3.26
」また胴裏には「川連 兵治郎 七六才」と記載されている。
兵治郎のこけしは彼の独創になるもので、大人の女を描いて橘文策や鹿間時夫を魅了した。
さてこの作品は、兵治郎最晩年で、友の会 20 周年ということで丁寧に作られたのだろう。やや瓜実型の頭部も意識的なものといえよう。普通はもっと丸顔が多い。晩年は形式的になったと言われているが、このこけしはさすがに記念作ということで丁寧に作られている。
良く見ると少女から娘になってゆく女の魅力を湛えていると思えた。しかし女の情念と言うほどのものは感じられない。兵次郎 76 才ということは翌年 6 月には 77 才で没しているから兵治郎の遺品ともいえる逸品と考えていいだろう。
これは開始価格 1000 円で競争相手は 1 人だけで 1501 円での落札となった。( 2019 年 8 月 16 日終了)保存状態もよく褪色もほとんどないものだった。安くて良かったとも、そんなに安いのとも言える結果だった。もっとも出品者は胴底の画像をアップせず、友の会 20 周年という説明もなかったのでこの結果だったともいえる。
それにしても、友の会も今年
65
周年、このこけしから
45
年も経っていると思うと感慨深い。

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