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こけし用語辞典【どんころ独楽】(どんころごま)
木地玩具、賭博ごまの一種。独楽を六角形 ( お花ごまなど ) や八角形 ( 八方ごまなど ) にけずり,各面に絵を描いて,倒れたときにどの面が上に出るかを賭けるもの。現在も東北の〈どんころごま〉、鳥取の〈大吉ごま〉などが郷土玩具として残っている。同様のものは外国にもあり英語で teetotum 、フランス語で toton という。(参照:平凡社『世界大百科事典』第二版)
どんころ独楽は宮城県など東北地方で盛んだった。遠刈田温泉では昭和期まで盛んで、大人の遊びだった。六角形の独楽のそれぞれの面に、初夢に因んだランクの絵が描かれている。それは
1
富士、
2
鷹、
3
茄子、
4
達磨、
5
虚無僧、
6
西行の
6
種類。同じ画が描かれた紙とセットになっていて、絵の上に掛け金を置き、独楽がどの面を上にして倒れるかを当てる。(参照:菅野新一監修『日本の木地玩具』季刊「銀花」編集部)土橋慶三『伝統こけしガイド』(美術出版社、1973年)にも東北地方の一人挽き時代の木地玩具として「当て物―燈籠玉出し、当て独楽、どんころなど」(P221)とある。ここにある「どんころ」は本項の「どんころ独楽」のことであろう。
阿部平四郎のこけし「どんころ」と直接の関係はない。
この「どんころ独楽」で仙台の朝倉英次のものが、ヤフオクに出品されていた。落札結果は 1600 円。( 2019 年 7 月 28 日、オークション ID : t662430666 )、また、木曾の八角独楽とセットでも出品されていた。落札結果は 3000 円( 2019 年 5 月 23 日、オークション ID : l525133376 )
<こけし用語辞典 by 松田ひろむ> 本用語辞典は『こけし辞典』(東京堂出版)、< KokeshiWiki >に立項されていない項目。あるいは内容や定義が相当程度異なるもの。内容を相当大きく充実させたものに限定している。必要に応じ順次充実させてゆきたいと考えている。みなさまのご意見、ご叱正をいただければ幸いである。
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