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恋い焦がれていた小林輝子(湯田の小林定雄一家)
湯田の小林定雄一家のなかでも、定雄工人は安定して、こけしを作っているが、その妻輝子(本名光子)のこけしは、入手できていなかった。ところが昨日も書いたように、定雄、元とともに輝子のこけしがヤフオクにまとめて出品された、そのうち輝子についてはすべてを落札することが出来た。といっても 5 本だけである。恋い焦れていた恋人に出会った気分である。
その 5 点それぞれに違った味わいがあって、湯田の呪力を満喫することが出来た。
どれも丑蔵的な笑い口であっても、どこかに異形の湯田の雰囲気が籠っているのだ。
本品にはそれぞれ裏書があって、入手年月日が書かれている。その昭和 55 年から 57 年は輝子 46 才から 48 才。いまから約 40 年前のことである。そのとき 40 代の輝子もいまは 80 代となって、工人としての活動は聞かれなくなった。
小林一家のこけしも、昭三、英子を含めいちおうは揃った。あとは少年藤戸一栄であるが、これは難しい。僥倖を待つしかない。
小林輝子 中央の大きさ23.5㎝
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