PR
カレンダー
キーワードサーチ
コメント新着
11 月のひやね一金会~驚きの情報も
11 月
2
日の書肆ひやね一金会に参加。これで2回目。ここでは雑談の中で教えられることが多い。
最近のことでは奥瀬恵介が轆轤を放棄したと聞いてこれには驚いた。そういえば「こけし手帖」 10 月号にそのようにとれる記事「盛秀こけしの継承」(国府田恵一)もあった。そこには「将来を期待された恵介さんも今は作っていない」とある。
木地山系では小椋久四郎 - 久太郎( 1906-1998 ) - 宏一( 1931-2003 ) - 利亮(としあき)とつづいた木地山系の直系も、とうとう利亮で途絶えてしまった。もともと宏一、利亮とも、ほとんど描彩はしていない。そんな暗い話題もあったが、どの世界でも後継者には悩みが多いようだ。
例によって不明工人のこけしを持っていったが、松之進と考えてそれなりの価格で落札したものは、やはり松之進ということでほっと。ただし木地は五男の友晴かということだった。他の不明工人は、松之進の次男の好秋(戦前作)と教えていただいた。
せっかくの、ひやねの膨大なこけし棚だから、一本は買いたいものがあるはずだと熟考の結果、 斎藤右内 の文吉型 24.5 ㎝を買った。これは目の細さが文吉よりさらに細くて、それが微妙な味わいとなって好ましいと思えた。胴底に「 右内 3 、 11 、 30 」とあり、さらに鉛筆で「H 4.1.18 」とある。右内の文吉型は、文吉の了解なしに作って問題になったと聞いていたが、一金会のメンバーからは、文吉ではなく、文吉の奥さんがクレームを付けたという。そんな情報が聞けるのもありがたい。
(追記)「こけし手帖」393号(1993年11月号)に「こけし工人の誕生‐斎藤佑内工人とこけし‐」(川上克剛)があった。斎藤右内でなく「佑内」となっていて、誤植かと思ったが次号次々号にも訂正記事はなかった。ここでは中島幸之助の型を継ぐことを、幸之助家の現当主鈴木ユキさんの許可を得たことを書いている。さらに青根の佐藤忠工人の了解を得るための事情も書かれている。
平井敏雄『こけしの真実』を読む2 およね… 2020年02月16日
米浪庄弌旧蔵の佐藤重二を入手 2020年01月19日
鹿間時夫の愛した菅原庄七(戦前作)44㎝ 2020年01月06日