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小椋久太郎 94 才を入手(ひやね一金会)
今日( 2019
年
12
月
6
日)は、書肆ひやねの一金会。いつも作者不明(無銘)のものを持参。工人名を教えてもらっている。さすがにベテラン。たちどころに答えが返ってくる。今夜は橋本正明、鈴木康郎、目黒一三、北村さんなど。女性陣は寶城涼子さん、遅れて芝友美さんだけだった。工人さんは岩附義正さんが参加(草加市)。独特の五段達磨は面白いと思っていたので、作成をお願いした。
せっかくの書肆ひやねさんだから、商品棚から 1 本は買うことにしている。まず目についたのは佐藤文吉の小寸 16 ㎝。
つづいて気になったのは、ずんぐりとした久太郎 23 ㎝である。普段見ることのない久太郎と思ったらなんと 94 才であった。
面描は眉、目ともにやや右下がりに、鼻は太くなるなど全体にぎごちない。また胴模様に滲みがあるなど、おそらく手が不自由になった没年
1998
年(平成
10
年)の作であろう。
3
月
21
日没であるので、その直前のものであることは間違いない。まさに名工最後の作として味わい深い。銘に「現代名工」と自らある稚気も微笑ましい。これは名工が最後にたどり着いた無欲の作として記念の一本である。名だたる収集家の目前で自信を持って選んだもの。
3500
円。

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