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鈴木征一の伊之助型の妖しい魅力
鈴木征一は現在肘折在住の唯一の工人。肘折という系統を一手に引き受けている感じもある。(他に仙台の佐藤昭一とその弟子もいるが)
征一は奥山倉治の弟子で、運七 - 喜代治を継ぐ。私は肘折では周助系列に興味があって、正直、鈴木征一にはあまり興味がなかった。
ところが、今回ヤフオクで斎藤伊之助型 21 ㎝と小寸 9 ~ 9.5 ㎝ 3 本を発見、入手してその妖しい呪力の魅力に認識を新たにした。
KokeshiWiki によると、征一の伊之助型は 2004 年(平成 16 年)からという。今回の小寸 3 本は H17 と書込みがあってその初作に近いものだった。その挑戦やよしである。征一の伊之助型も私の収集範囲になりそうだ。
なお、今年 2019 年の白石の全国こけしコンクールで最高の内閣総理大臣賞を「本人型 10 号ガラ入れ」で受賞しているが、『東北のこけし』に掲載されている 2006 年(平成 18 年)作となんら変わるところはないように思える。コンクールの受賞は本人にとってはうれしいだろうが、あまり意味はないと考えていい。本人型といってみ喜代治型から出ているとも思えない。
むしろせっかく伊之助型を始めたのだからそれを極めて欲しいと思う。

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