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こけし用語辞典 by 松田ひろむ【日本伝統こけし展】にほんでんとうこけしてん
第 1 回から第 10 回まで新宿小田急百貨店で開催された「伝統こけし三十人展」の後を受けて、より規模を拡大したとして、1983年(昭和 58 年)には同じく小田急百貨店で「第1回日本伝統こけし展」が7月 15 日から 20 日まで開かれた。主催は日本伝統こけし協議会(実行委員:斎藤良輔・柴田長吉郎・中島一男・箕輪新一・善養寺幸児)。 このときもコンクール形式で行われ、大賞に 里見正博 の胞吉型 8 寸が選ばれ、図録も発行されている(表紙こけし絵は佐藤巳之助)。
このこけし展では、審査員にこけし関係者(西田峯吉・橋元四郎平・中屋惣舜・森田丈三・菅野新一)だけでなく、写真家(秋山庄太郎)、日本画家(福王寺法林)、彫刻家(飯田善国)、人形作家(金林真多呂)、人形研究家(アン・へリング)を加えて 10
名、より広い方々から「こけしの美」を評価するというものであった。
展示会終了後、この展示会への出品作は受賞作も含めて一般に販売された。
こけし千夜一夜物語 897
夜
にはこのとき優秀賞とされた遊佐福寿について触れられている。
なお優秀賞は 10
名(渡辺忠雄・稲毛豊・井上ゆき子・遊佐福寿・菅原和平・伊豆護・小林忠次郎・秋山一雄・高橋雄司・奥瀬鉄則)、佳作は 20
名(西山憲一・阿部新一・新山左京・佐藤誠孝・佐藤文男・佐藤英太郎・斎藤良輔・大沼昇治・佐藤文吉・六郷満・大沼秀雄・岡崎斉一・須貝国雄・桜井昭寛・佐藤一夫・小林清次郎・阿部正義・阿部進矢・田中敦夫・佐藤きく)。このときは 125
人の工人から 224
本の出品があった。
第 2
回日本伝統こけし展の審査は 1984
年(昭和 59
年) 5
月 13
日に行われ、最優秀賞に高橋正吾、優秀賞に稲毛豊他 10
名、佳作賞に渡辺忠雄他 20
名が選ばれた。審査員は前年とうって変ってこけし関係者16名だった。この結果を受けて 1984
年 (
昭和 59
年 )6
月 8
日より13日まで小田急百貨店 11
階グランドギャラリーにおいて「井上ゆき子と第 2
回日本伝統こけし展」が開催された。実演は井上ゆき子・はる美と最優秀賞の高橋正吾であった。この日本伝統こけし展が第3回以降も開催れたかは未詳である。
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<こけし用語辞典 by 松田ひろむ> 本用語辞典は『こけし辞典』(東京堂出版)、< KokeshiWiki >に立項されていない項目。あるいは内容や定義が相当程度異なるもの。内容を相当大きく充実させたものに限定している。必要に応じ順次充実させてゆきたいと考えている。みなさまのご意見、ご叱正をいただければ幸いである。
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