十三夜 木遣りビートで

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十三夜

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ぷく@ @ Re:紅葉祭り(10/24) うわぁ~!!!すっごく素敵なところです…
ぷく@ @ Re:バツ 1 ライブ(08/15) おお いい名前だねぇ 笑
十三夜 @ Re[1]:キック オフ(06/19) ぷく@さん そーなんですよ、その店のオ…
ぷく@ @ Re:キック オフ(06/19) ははは それは残念でしたね ほんとほん…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
2007/10/21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 職場のイベントの為2週間ぶりの日曜休み、だけど約束で朝から地区の作業奉仕『寄付人足』といって、老人しか居ない家を除いて各戸2年間に一回は組の作業に出なくてはいけない。これは区の作業と違って金銭で免れない奉仕活動である。

蓋かけはすぐに終わったが橋のほうは大変で、総勢5人で古い木橋を撤去して、鉄橋を掛けるのである。皆本職でも無いのに、溶接機を借りてきたり、村の隅に不要になっていた、H鋼や鉄板を調達してきて、お昼も我慢して欄干手すりも不要になったパイプをもってきて、2時過ぎにペンキまで塗って完了した。自分達ながら感心だ。長さ6M位の鉄橋を5人で数時間でよくかけたと思った。
その後のビールとお湯かけの焼きそばが美味かった。
そして家に帰って夕方近く、まだ自分の一日は終わらない。
それから例の機材をクルマに詰め込んで日が暮れないうちにと、山に向かう。観光名所でもある『鏡池』に行った。もうクルマのライトを点けないと山道は走れないくらい日暮れてしまったが、鏡池にはまだカメラを持った人たちやカップルが何組かいた。
自分はさらにそこから逆に道路を下に下って山道の脇に閉鎖された林道の入り口で停まった。初めての場所だったが、そこから暗い中を、クルマからバッテリー・アンプ・40k近い楽器・照明セットその他etcを数十メートル曲がりくねった林道の奥へ運んだ。
我ながら、なんてバカな男なんだろうと思いながら、身体は呪いに掛けられた如く進む。
もう下の道は通るクルマもない、日曜の夕闇。そしてスピーカーを鏡池の方に向けて、キーボードを弾いた。闇の森に大音響が響く。でもこれが聞こえるのは池の方向に人が居ればである。自分はいつか鏡池にむかって音を響かせたかった。

そのうち犯人がポチポチと落ちてくる「どんぐり」だと判った。





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Last updated  2007/10/23 08:57:12 PM
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