気ままなデジカメ片手の散歩路

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2008年07月16日
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カテゴリ: 写真散歩
気象庁は まだまだ 東京下町に

梅雨明け宣言を出せないらしい・・・

でも 毎夜つづく この寝苦しい夜

ぼくらは 対策を立てなければ・・・


夜汽車



∵‥∵∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴


一夜 一話のお楽しみ

私は 寝苦しい夜の 対策に

ちょっと 心(の熱)を 冷やしてくれる

お気に入りの 短編集を 小脇に抱えて 横になる・・・




   ・
   ・


例えば



浅田次郎の

『沙高楼綺譚(さこうろうきたん)』 とか

『霧笛荘夜話(むてきそうやわ)』 とか


沙高楼綺譚


     ・    ・    ・    ・

  南青山の一角に聳え立つ高層ビルの最上階に、
  古い英国調の内装を施したペントハウスがある。

  その夜の楼主の出で立ちは、目にも彩かな紫縮緬の着物に、
  青海波(せいかいは)の紋様をあしらった水色の帯であった。


  と、女装の主人は燭台の向こうから、室内を眺め渡した。

  「では、そろそろ始めさせていただきましょう。
  今宵お話しになられる方々は、常にも増して
  興味深い顔ぶれでいらっしゃいます。それではみなさま、
  改めまして沙高楼へようこそ。今宵もみなさまがご自分の

  あるいは世界の平和と秩序のためにけっして口になさることが
  なかった貴重なご経験を、心ゆくまでお話し下さいまし。
  語られる方は誇張や飾りを申されますな。
  お聞きになった方は、夢にも他言なさいますな。
  あるべきようを語り、巌(いわお)のように胸に蔵(しま)う
  ことが、この会合の掟なのです。では・・・」


       ・
       ・
       ・

こんな浅田節ではじまる ちょっとミステリアスな世界の数々。

政治家の秘書が語る「宰相の器」
旧財閥十九代当主の奇妙なロンドンでの「終身名誉会員」
競走馬の大牧場主となった裏には「草原からの使者」
アメリカ退役軍人が語る笑いとペーソスの「星条旗よ永遠なれ」

∵‥∵∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴

暑さを忘れ しばし 心地いい夜話をうかがった気分。

これが わたしの熱帯夜対策のひとつです(笑)。



もっといい方法がありましたら

こっそり おしえてください(笑)。。。





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最終更新日  2008年07月17日 01時40分46秒
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