さんしょ歩けば棒にも当たる

さんしょ歩けば棒にも当たる

2020年02月13日
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カテゴリ: イベント参加日記
前回の「​ しあわせ発酵調味料教室 ​」から3週間。
結局、せっかくのめんつゆで何も作らないままだった。
ただ、めんつゆの副産物である、濾した後の「超美味しいだしがら」を入れた味噌汁が娘に好評だったことは書いておこう。

復習も学習もせず、3回コースの2回目へ。

この教室に通う生徒&先生限定のfacebookグループに参加させていただき、
発酵でも調味料についてでもない「鎌倉の美味しいお店」トピックに食いつく。
教室は13時スタートなので、その前に、「お店リスト」の中から、一番行っておきたかった「カフェ ヴィヴモン ディモンシュ」でオムライスと季節限定のバレンタインブレンドをいただく。
その話はまた今度。
さて、ダッシュで会場へ。
今回は出席者が前回の倍ぐらい。
二度目なのに懐かしい方、初めましての方も、他の集まりでお会いした方も。
まずは、内藤有耶さんによる、フラワーエッセンス講座。



今回のエッセンスは「セクシャリティ」。
タイトルを聞いて「媚薬?」と思った私であるが(それなら「ファシネーション」とかつけるだろうがww)、
肉体的・性的な暴行によるトラウマの影響や羞恥心を開放し、親密さを楽しめるようサポートするエッセンスだそうな。
例えば、ネガティブな思い込みを手放したり、自分の肉体を受け入れられるようサポートしたり、相手への関心を取り戻したり…、
まぁ、性というコミュニケーションで起こるギクシャクを取るための手助けをしてくれるそうな。
花がそんな風に私たちを支えてくれるなんて、スゲーな、と感動する。
ふと「高校生の娘に使うのはどうだろう?」と質問してみたら
「思春期独特の潔癖さを持つ方は多いので、そういう方に使うと、少し楽に過ごせるかもしれません」とのお答え。
我が家は夫も息子も、あまり「男らしい!」って感じでない。
そのせいなのか、下娘は「ごついおじさん」は見かけだけでパスだった。
中学時代がピークだったが、もし、今でもきついときがあるなら使うのもいいかもしれない。
ただ、その話をストレートに持って行っても「ウザい」の一言でシャットアウトされるので対策が必要である。
エッセンスのお味見。
前回は怪しげな液体の毒見では?と無意味にドキドキした。
ところが、必要な人には甘く、そうでない人にはちょっとしょっぱい(海塩が少し入ってる)、フラワーエッセンスは悪さはしない、と聞き、
今回私の舌はどんな反応をするのだろうと楽しみになる。
舌の下に一滴。今日もしょっぱい。
自分はそんなにお困り状態ではないのだなと。
そして、永井彩先生による発酵調味料講座。
今回作るのは(ってほとんど彩先生が作ってくださっているのだが)ソース。
コロッケとかにかける、あのソース。実は3回の中で一番興味があった調味料。
「手作りできないことはないけど、材料が多種&時間と手間がかかる=めんどくさいから買っちゃえ」ナンバーワン調味料だと何かで読んだことがあった。
特にたくさんの野菜や果物を長時間煮込む過程!
できれば水は入れないで、焦がさないように、マメに混ぜながら…私の思考が停止する。
と思っていたのが、発酵野菜を使えば、作れる!と。
発酵野菜とはざっくり言えば、野菜ペーストを麹で発酵させたもの(そのまんまやないか)。
これを使うことでクタクタに煮込んだ際にできるうまみなどが出てくるそうな。←まだ作ったことがない
きっと細胞膜が壊れて、中のなんちゃらとかんちゃらが反応してみたいなことが行われているのであろうと想像する。
彩先生に「一度挫折しました」と言わしめたソース。
それを今回、試行錯誤を重ね、材料も手順も極力シンプルにした上で、この教室で大公開!
彩先生のあくなき探求心もすごい!
有耶さんの粘りもすごかったのだろう。
そして、その試行錯誤の結果だけをオイシくいただいちゃうって、習い事とは言え、いいのかよと思う。
まずは出来上がったソース単体のお味見。
「みなさん、感想を」彩先生がニッコリとおっしゃる。
私もひとなめ。
思わず「メンチカツが欲しい!」と叫ぶ。
揚げ衣と抜群の相性だと思った。
さて実習。
と言っても今回も火を使うわけではない。
発酵野菜、赤ワイン、しょうゆ、酢、リンゴジュース、ガラムマサラなどを混ぜていく。
デジタルスケール、計量カップ、大さじ、小さじを使い、測り終えたらお隣りへ回していく、というスタイルは理科実験のノリだ。
その中に、一滴たらされるフラワーエッセンス。
今回は家に持ち帰ってから煮詰めるという作業が待っている。
そして、お待ちかねの試食タイム。


今回のメインはハンバーグ。
我が家でいつも使っているソースより野菜の風味が強めのソース。
同量のケチャップを加えたハンバーグソース。これがまた、ハンバーグに合うんだなぁ。
実はハンバーグを作る前のひき肉も甘酒を混ぜて少し置くことで、よりジューシーになるのだそう。
ということは、子ども食堂など、できるだけ食材費を抑えたい現場でも、こうして発酵技を使えば高級感あるお料理ができるんじゃないだろうか。
知恵って、持っていて損はないんだなぁとしみじみする。
他にもパセリのペペロンチーノ(春菊とか香りの強い野菜なら何でもOK)、
エリンギのエスニック和え(和え衣に使われたカシューナッツの味噌ディップが応用効きそう)
自分にこれだけのおしゃれレシピが作れるのか?と言われると…だが、マネしたくなる味である。
そしてそして、ハート形に作られたココナッツオイルと甘酒のチョコレート!
先に味見した人から「目をつぶって食べたほうがいい」と言われ、
他を全部食べ終えて、水を一口飲んでから、いただいた。
体温で溶けるチョコである(室温でも放っておくと溶けるそうな)。
甘みの半分は甘酒で作られているせいか、重くないのにとろーんとしていた。
美味しさの余韻も一緒に持ち帰り、さて今回は家で「ソースを煮詰める」作業が待っている。
ミルクパンに持ち帰った中身を入れて火をつける。
「鍋に入れてクツクツ言ったら5分ぐらいで煮詰められると思います」と彩先生に言われたが、
あれ?沸騰させちゃったら麹が死んじゃうよね?
いいのか?
迷って、とりあえず火を止めて、冷まして冷蔵庫へ。
facebookのグループで、ソースを煮詰める温度について質問。
答えは
「発酵を止める作業なので、沸騰させて構いません」。
ここで麹くんたちのお仕事はおしまいなのね、なるほど。
他の方の日記を見たら「発酵止め」なるワードが!
基礎講座をすっ飛ばして「おまけ」だけ受けてるから、基本用語が抜けてるのね。
そして、みなさんの中ではすでに常識だったから、あの場で鍋の温度設定なんて質問に上らなかったのね。
結局2日後に火入れ再開。
その間、瓶の中で麹がどのように働いていたかは、知る由もない(が知りたい気もする)。
煮詰めている間に漂う何とも幸せな香り!
スプーンを突っ込んでそのままペロッとしたい衝動に何度もかられる。
グリルで焼いたトマトが大好物で、それに似た香りがするのだ~~!
「これは保存食だぞ」と豆皿に取り分けて2度ほど味見するにとどめた私はえらいと思う。
さて、出来上がったソースをさらに2日ほど寝かせて、ハンバーグにかけて出した。
娘は「ねー、いつものソースはないの?」とつれない。
「なんか、今日の、トマトが強いんだよね~」そりゃそうだ。トマト缶煮詰めたのがベースだから。
夫はもともと洋食のトマトソース(ポークビーンズみたいなの)味が好きなのでウマウマと食べている。
その2日後に、このソースで下味をつけたポークソテーを出したところ
娘は「生姜焼きのほうがいい」とのたまい(涙)、
夫は「そうかなぁ?」と言いつつ、かなりのスピードで平らげていた。
発酵野菜はいろいろな野菜を組み合わせて作れるので、
我が家ではトマトっぽさを感じさせないバランスの研究が必要そうである。
って、自分ではできそうにないなぁ、ネットで煮込み料理探しては、そのレシピを発酵させるかな。





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最終更新日  2020年02月13日 20時57分49秒
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