酒好きの酒飲み日記

こんにちは～

今日も暑い日になっております。本日は月曜日でお休み。洗濯したりしながら、家でぼーっとしてます。

先ほどちょっと車で出かけたんですが、その時の温度が36℃になってました。あれ、なんかの間違いだよな……  うん、そうだ。そうに決まってる。

と、暑さからの現実逃避はここまでにして、昨日のことなんかを。

昨日もお休みで、ちょっと出かけてきましたよ。向かった先は北会津のそば処、喜多方市山都町。

毎年、秋の新そば祭りと春の寒ざらしそば祭りで出かけているところです。蕎麦の栽培が盛んで、ここの蕎麦は非常に美味いと有名。その山都町の中でも特に有名なのが宮古地区というところ。見たところ普通の農家が立ち並ぶ、普通の農村。でも、30戸ほどの集落のなかで3分の1以上が自宅でお蕎麦屋さんを営んでいるという、真のそば処。

実は、新そばの時期にはけっこうこの集落を訪れてました。でも、ここは来るのが本当に大変で、辿り着くまでの道が狭い。新そばの時期は観光客も多いし、けっこう大型のバスなんかも来まして、すれ違うのが大変でした。で、いつのまにか新そば祭りに来るようになってたんですね。

今回、ほぼ5年ぶりに宮古地区を訪れました。そしたら、意外にも道が広くなっていてビックリ！  トンネルなんかもあるぞ。前、あったっけ？ 時間はいろんなものを変えるのですね。

こちら、宮古集落の風景。山に囲まれた農村というか、なんか実家を思い出すなあ。

こちらも宮古集落の風景。小川の水が冷たそうな。この日も暑かったですけど、川を風が抜けていて涼しかったですよ。ちなみに奥に民家が数軒ありますが、ほとんど蕎麦屋さんです。

さて、そんな風にお蕎麦屋さんが多数ある宮古集落ですが、今回選んだのは「とのや」というお店。まあ、特に理由なく選びました。以前入った「いしいのそば」というお店の隣だったからか？

こちらはとのやさんの座敷。宮古の蕎麦屋さんはみんなこんな感じです。普通の民家のお座敷。

さて、今回頼んだのはCセット。宮古の蕎麦屋さんはほとんどがセットメニュー。蕎麦が2から3皿、それにお料理など。けっこうな量です。だからいつものように2軒まわろうとすると、とんでもないことになります。

これがCセットの料理。真ん中のはタケノコとキノコの煮物、その下はワラビ、左のはゼンマイ、右側はそば豆腐に刺身コンニャク。

刺身コンニャクのアップ。やけに冷たくて美味しかったです。

こちらはそば豆腐アップ。豆腐と言いながら、豆腐の食感じゃない。もっともちもちしてましたね。

さて、蕎麦が来た。まずは水そば。水だけで食べる蕎麦。宮古の名物ですね。この時期は蕎麦の風味が一番弱い時期ですが、こうして食べると蕎麦の甘い風味が強く感じられるように思います。

あと、水自体も美味いんですよね。ほのかに甘いような。

2皿目は店主のアドバイスに従って塩をかけて食べました。

塩蕎麦。これも美味いんですよ。3皿目は普通につゆで食べました。ふー食った食った。

これだけいろいろ食って2500円。安くはないですが、悪くはない。あ、このとのやさんが会津地方振興局のHPにのってたんでリンクを貼っておきました。

会津地方振興局

さて、この後は風呂にでも入るかーと、北に向かいました。飯豊連峰の麓にある「いいでのゆ」というところ。

こんなところです。のどかなところだ……

ここでゆっくりしたんですが、実はこの近くに「一ノ木」という地区があります。実はここも蕎麦屋さんがけっこう集中しているそば処。恐るべし山都町。で、ついつい足が向いてしまいました。

一ノ戸 弘法そばというお店に入りました。

弘法そばのざるそば。

うお、細い！  写真はちょっとアップなんですが、それでもけっこう細く見えます。十割そばでここまで細いのも珍しいような。喉越しが良くて美味かったです。

と、こんな感じで山都町内蕎麦屋食べ比べとなりました。いやー楽しかった。この日も猛暑だったんですが、そんなこと忘れてしまいましたね。

しかし、あちこち回ったつもりでも、まだまだ知らない店ってあるもんだ。これからも走り回りの食いまくりだな。