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今、原発事故のことで、技術者とはということに関心があって、柳田邦男さんが書かれた「零式戦闘機」を読んでいる。
そのなかに、機体のラインをひくのに「バッテン」という檜の角材を、使ったという記述がある。製図で曲線を描くとき、雲形定規というのをつかうこともあるが、飛行機のラインをひくのには、この「バッテン」でなくてはならないとある。
実は、私も家具の椅子やテーブルのラインをひくとき、檜の角材を使っている。これは以前お世話になった方から、船の設計をするとき、このバッテンを使ってラインをひくと教えられてから、使うようになった。
このしなりが流麗なラインを、示すことができるというわけだ。
今は、パソコンのキャドなどを使って、いとも簡単に曲線がひけるのだろうが、私はこのバッテンを使って、鉛筆でラインをひくことが好きだし、自分のなかに、しっかりとした形を記憶することができる。
やはり、消しゴムで消したり、なんども描くことで、納得できる形ができるように思う。
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