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2018年12月07日
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カテゴリ:
12月5日水曜日の熊日新聞。



熊本市下通にある老舗バー「名も知らぬ驛(えき)」を舞台に、
短編集を自費出版された方の記事。

今年4月急逝した元マスター、市原さんは、
母の同級生で、何度かお会いしたことがあった。
接客業らしく、ほがらかでユーモアあふれる方だった。
年齢を理由にお店を譲ってからは、
シルバー人材センターに登録されて、
有料駐車場で働いていらっしゃるときいていた。

お元気に余生を過ごされている中での、
突然の訃報。突然死。
ピンピンコロリが理想とよくいわれるが、
もし当人に、
何の心の準備もないままでは、
あまりに不条理ではないか。
せめて、
「名も知らぬ驛」で過ごした多くの人たちの記憶の中に、
そして、この小説『名も知らぬ駅に来ませんか』の中で、
市原マスターが生き続けることを願う。





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最終更新日  2018年12月07日 00時10分06秒
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