窓辺でお茶を

窓辺でお茶を

June 25, 2008
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 ザッピングしていて、通りすがりにたまたまちらっと見たNHK、ちょうど乾燥に強い遺伝子をイネに組み込む研究をしている研究所が映っていて、日本で開発された収穫量の多い小麦が飢餓を救って「緑の革命と呼ばれ賞賛されました」というようなこと(少し違ったかもしれませんが、よいことずくめのような言い方)を言っていました。けれども、この前、「これでは緑の革命の二の舞になってしまいます」という言葉を聞いたばかりだったので、検索してみました。

 やはり「緑の革命」には問題がありました。大量の水と肥料を必要とするために、環境に与える影響、農家に与える影響は看過ごせません。また、一時的に収穫量が増えても、その後落ち込んだ地域もあります。ロックフェラー財団やゲイツ財団が資金を提供しています。

緑の革命

ウガンダ:“アフリカ緑の革命”の実態あらわに


 この前は、種の多様性を脅かさす遺伝子組み換えの危険性や、密輸や、禁止されている遺伝子組み換え植物を勝手に植えて既成事実を作ってしまうモンサント社の悪徳ぶりを暴いたドキュメンタリーを放映したまではよかったものの、解説委員が登場して、「遺伝子組み換えは食料危機を救う技術でもあります」などと言ったのには、何を見ていたのかと驚きました。









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最終更新日  June 25, 2008 11:45:42 PM
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