achromatic color

achromatic color

*第二章* 壱







「ん?」

下の方から大勢の足音や喋り声が聞こえてくる。
どうやら、魁がいろいろと思いをめぐらせているうちに授業が終わったらしい。

魁は時計に目を落とした。

もぅこんな時間か・・・。

「よしっ!!」

いつまでも沈んでたってしょうがねぇ。
そう思った俺はもやもやした気分をふっきるように勢いよく立ち上がって歩きだした。


購買部の前を通るといつものようにすごい人だかりができていた。

・・・そういや腹減ったな。

「俺も学食行って飯でも食うか。」

そして俺は学食へと向かった。

学食に入るとやっぱりそこにも生徒達が溢れていた。

「魁!!」

俺が空いている席を探して周りを見渡していると、ふいに後ろから声をかけられた。
後ろを振り返るとそこにはクラスメイトの高瀬 凪が座っていた。

「席ないんだろ? 早く頼んで来いよ。 一緒に食おうぜ。」

凪は俺に向かってそう言ってきた。

「まじで!? サンキュー!!」

俺は返事を返すと、カレーうどんを頼み席に着いた。


*第二章* 弐へ

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: