2004年09月02日
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ある母親の憤慨

 子供が夏にアルバイトをした。
 とびの仕事で、仕事以外の移動時間の拘束が長く、時間的にも労働力的にも―(技能は別として)―これで20万は安い。
 その20万さえも払うことを避けて居留守などで逃げている。

 姪が海の家でバイトをした。
 こちらも給料を払わずに逃げられた。

 詐欺をする気持ちがわかると言い、この母は「こんな大人たちが子供たちを腐らせる」と言う。


 それへの感想を書いていて長くなったので、ここにおいてトラックバックとしてします。
 可能性は主に二つ、情報不足でどちらが妥当な感想なのかはわかりません。


1 悪い大人はあなたかも

 素人にとびをやらせて、現場に親方がまるで行こうとしないというのも、ふつうのレベルの仕事の仕方に思えない。
 仕事が終わってすぐに入金するとは限らない。
 もしつぶれたら決してわずかな金ではない。親方の貯金が増えているとは限らない。
 ろくな会社じゃないのは言うまでもない、と書かれてますね。

 きついバイトを完了した後で踏み倒されるのも大変なことだが、職人にとってはなおさらだろう。 
 海の家というのも景気のいい商売ではないはず。

 『わずか20万』というのが、子供のがんばりから見ればささやかな報酬だという気持ちで書くにしろ、それを論理の根拠にしていますね。
 20万というのは、景気の悪い田舎では「わずか」の金額ではありません。
 夜逃げしてそういう田舎に逃げれば、3~5ヶ月二人分暮らせるでしょう。

 子供が「詐欺をする気持ちがわかる」と短絡するときに、相手への思いやりや世の大変さを嘆くよりも、『わずか20万』という言い方で事情を決めてしまう――そういうあなたは、子供に対する大人の役をしていますか。 それはいわゆるオバタリアンになっているのでは。

 子供に「諦めてやれ」と言え、とは言いません。ただ、“そういうふうに理解・視野を広げたら要求できなくなりそうで、わざと理解や視野を狭めている”、というなら、あなたは大人としての何かを与えようとはしていない。


 (実際子供にどんな対応をされたのかは知りませんがね)


2 ペテンが流行ってますね
 子供たちは、十分相手の事情を見通した上で、「これはずるい大人なのだ」と判断してるのかもね。
 現場にいこうとしない親方ってやる気がないみたい。細々としたずるに気が行ってしまうだけなのかも。
 海の家も、4000円/8時間労働ならあるいは最低賃金にいってないのでは?、バイトにしても。
 始めから、今年限りの詐欺で、仕入先にも踏み倒してたりね。


 すでにそれに慣れ、だますことに慣れてきているかも知れないけど。
 安心していい目を見ているわけではないと思います。例外はあるにしろ。もともとの性格が悪いにしろ。

 信じて働いていたのをひどく裏切られたという経験は、確かにすぐに消化しにくいだろうと思いますが。


3 一般例のひとつとして
 ’90年頃は、「現代では少なくなったはずだが、まだあるんだなあ」と思っていられたのが、増えているな、と思う。
 パイがすべてに行き渡るという未来像がなくなって、生きることが進歩だと思わなくなって、ね。

(実は9/7に書いてる)



====このあと、ローズ2004さんがコメント(9/8)を書いてくれているが、その後で、以下を書く====



ヘンな母親 9/9

 翌日分の日記を見ると、
 親方の所について行って、その場で5万だけは払ってもらったと。
 それはいいのだが、息子が出勤記録を親方任せにしていたのがもともと勘違いで「悪かった」と。

 そのせいでろくに出勤していなかったことになったというわけでもあるまい。何度も親方のところに出向いているのだから、間違いならすぐに調べはつくはずだ。

 だから、息子が悪かったのではなく、うかつだったわけだが、相手がずるしていることにはちがいない。
 息子の女の子関係のせいであんまり息子には同情しないそうだが、それは関係ないことだ。
 つまり、翌日の日記は、元の日記の内容になにも影響を与えないのだが。

---以上の事情の下--------

 僕のトラックバックとその連絡書き込みを説明や反論なく消去している。
 そのくせ、投稿テーマに、「子供の夢を壊す大人達」という主張だけは残している。つまり主張を続けているのだ。
 矛盾だと思う。
 「子供の夢をこわす」といいつつ、息子は勘違いしただけなのに「息子も悪かった」としてしまうところも矛盾。

 息子に同情しないというだけでは、自分の主張が正しいことにはならない。
 プライベートページならそれでもいいが、主張として共有ページに出して、トラックバックを消して、始めから自分には何の瑕疵もないというナルシスな態度に見える。

 たとえば議論の対応がわかってないから警戒し過ぎだとしても、 本意がなんだかは知らないが、こういうのがちょっとシチュエーションを変えればひどい大人に見えることになるのだろう。

-------------------
 それとも、僕が翌日分へ再書き込みをするのを待っているつもりだろうか?
 翌日分を書くときに僕がコメントやトラックバックをしているのに気づかなかったらしい言葉が、翌日分の冒頭にあるのだが、追加の書き込みのように読めない――――

 信用できないので、やめておく。






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最終更新日  2004年09月09日 20時59分17秒 コメント(3) | コメントを書く


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