2005年02月14日
XML
カテゴリ: 時代
 佐世保のことでちょっとまとめなおしていたら、また小学校侵入殺人(未遂?)事件だ。
 以下はその佐世保の再まとめ文。今日の事件は末尾で。

 (これは投稿テーマを変えた文です)  
------------------------------



 すっきりしてない不安があるので
 振り返って書いておこう。

用語表現
 以前僕は、佐世保殺人について、「現実感の喪失」とか「脳が壊れた」とか書いた。
 あとで、ゲーム脳という言葉も比喩として使ったが、そう流行語的なパターンで書いたわけでもなく、全てオリジナルな意味での表現だ。
 あとあと読み返す人などが、どっかよその言葉を僕が使っていると思って理解されると、誤解になる。


再まとめ
 もう一度、結論をまとめておこう。

 ネットは、ある種の偏りがあって、それが故に集中気分にもなりやすい。
 (これは、アルファ波の出る集中とは別のもの。)
 この子のもともとの趣味もその偏りに引かれやすい。環境的にも。

 そして、この子の好みの食事は、身体を冷やす刺激物、つまりジャンクフードに近い。

 連休にネットにはまって、人生の一大事のように集中し、たぶん連休が済んでもそのままその意識が続いていただろう。
 それは、パソコンを使っていない時間でも、小説を書くという形で続いていただろう。
 そして、当然寝不足になる。

 そんな中毒のような努力を好む性質があった。ミニバスケで疲れて帰って、早くに寝てしまうような生活を、喜びとして大事にしていた。その代償欲求はあったはず。

 もちろん他のことをしていたりもするが、結局いつもあることを意識しているというのはあることだ。
 そして、友達とのトラブルを解消するよりも、思い込んだら他は目に入らずに、台無しにしてしまう。



 四日も醒めなかったのは、以上まとめたように脳がすでに日常生活空間になかったから。
 と解せる。

-----------------
幼さ
 この子は中身が幼いそうだ。生き返るかのような事を言う。近頃は、死んだら生き返るという子がいっぱいいる。 
 ―――だけど、この子は怜美が生きかえると思っていたわけではないはずだ。


 幼い―――もとから外見的に幼いのか、自分の世界にはまって幼くなってしまったのか、どっちだかわからないのでは、と思う。

------------------
時代と発達
 しかし、幼さと一部の発達。
 それは、残酷さとしても現れる。
 そんな形而上学的なことが、社会現象として、はっきり証明されてきた・知られてしまった、のがこの事件を始めとした最近の事件。

 ・・なんて書いてるうちにテレビでは、今日、また事件があった。
 おとなしい子と言われていて、小学校の途中からあまり学校に行かなくなった、中学はほとんど行かず、17歳になって母校の小学校の職員室で教師らを刺し回った少年。
 外見の幼さが、意外な暴力と結び付けられやすい――なにかの餌のようにか――そんな風にも見える。

 事件をそんなふうに見始めるきっかけになったのが佐世保事件だった。
 その意味では、時代の役に立ったかもしれない。

 ただ、そういう子が凶悪事件を起こす確率はむしろ低いのでは。
 単に現れ方が、いきなり単独で意外な形なので、目立つというだけだ。
 20年以上前のTVをなんとなく憶えている。
 内向的な人の凶悪事件がけっこうあって、――しかし数字では、外向的な人の方が事件を起こしやすいと。


 その上でもう少し細かく見ると、

 外見の幼さ+もともとは集中力の高い素質の子で、暴力とたまに結びつくとき、その現れが意外ないきなりの形を取ると、他人は驚く。
 いじめが原因になる暴力事件と似ている。
 違う点は、あまりに内面化してから、他人には気づかぬ絶望に拡大して、いきなり噴出す。

 酒鬼薔薇、佐世保のデュオ、今回と、
 ―――――壁を感じたら、壁の向こうを想像するとき、血に引きつけられたかのような。

 そのこと自体は人間という動物の性だとしても、
 「こんな子が、そんな行動をする 身体の習慣なしに 、いきなりしでかす」
 というのが、一般の他人には衝撃になる。

 異常だと思うのは、日常に戻ったり発覚を恐れたりということがなさ過ぎるせいでもある。 

 三人とも、残酷さが文化か流行のように見える。
 以前よりも残虐が文化として入り込んでいる。
 それは、情報が増えた必然か。
 いや文化状況として、そういうものに無防備なんじゃないかと思う。

 そういえば、バトルロワイヤルは日本嫌いの話だった。そしてデュオは小説家になりたかった。
 酒鬼薔薇はバイオもどき→バモイドオキなんて神だか象徴を作った。
 今回の子は、ゲーム趣味の後で小説家になりたかったらしいが、予備校に行っていたのが、事故で頓挫して、浪人しそうだと考えたのじゃないか。

 物語への憧れ、残酷趣味に流行が混じっている気がする、そしてたぶんプライドの挫折。

「血(対人破壊)が心の物語り空間への道を開く」  というある物語パターン(主観的感覚)があって、
 (残酷な話というのとはまた違って。)
 突き抜けようという欲求が壁にぶつかったとき、そっちにスリップしたとか。

( 注意:
 三人はほんとに似ているか? いや正しくは、それが意外に思える側のもともとの世界認識はどうだったのかということでもある。
 異常さを考えることで、もともとの正常と思っていたのはどういうことだったのかも、同時に構成され直す。  )


感想 としては、
 感情じゃなくて、頭の中の言葉か、文化(マンガ・ゲーム的な)流行だけで、現実にしてしまっているかのような、奇妙さ。

 あるいは、プライドを守るために、打算抜きに簡単に人を殺せる――その生き物としてのリアル感のなさ。


--------------------------
 まあ、時代全体としてよくなっているか悪くなっているかという点では、ほんとは別のことだ。
 生き物は、恒常性を崩せば死ぬ。 生物全体は、様々に種が変化する。 社会は戻る点があるかどうかは疑わしい。

 恒常性の要点は、社会の形ではなくて、人が適応している感覚になっているかどうかだろう。
 不適応も過適応もいつもある。
 ある程度の納得と、底流への予測をもてれば、それが適応だろう 。予測が絶対当たるかは別として。


------------------------------

時代の特徴(佐世保事件) 
1  現ネットの瞬間沸騰的な特徴。
2  言葉の意味の貧しさの無自覚による短絡。
3  少子化、群れの薄さによる観念化。
4  リアルさが薄く、ストレスから抜けにくい。
5  ある種のホラー文化――日常への敵意の側に身を置くような
6  簡単に子供に手口を教えるテレビなど。 

 補足
 人間は性格変化するものだということに注意。

 そして、
 成熟社会の行き詰まりのせいか、人間自体がうっとうしいかな。






小学6年、ネット書き込み殺人
子供問題 目次

   (あとで投稿テーマを変えよう)


------------------
 〇〇〇さん、たぶんご忠告ありがとうさんです。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年02月20日 17時11分53秒
コメント(3) | コメントを書く
[時代] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

素ー

素ー

お気に入りブログ

クリアーの鳥 如月の弥生さん
アートStep 水彩画&… 卯月はじめさん
かりん御殿 かりん御殿さん
くさむしり ネコのケツさん

コメント新着

さくら・Y @ Re:こんにちは 読んで頂ありがとうございます。素一さん…
sakuma  masao @ 9/12発信毎日新聞委員会「大きな声では云えないが、天皇に定年を」拝見 本文とタイトルの毎日新聞記事読んだ。 …
素ー @ おやおや、それはそれは SERA10さん >素ーさん >>SERA10さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: