40年ほど前の高度成長時代に実際にあった話です。
ある結構ブランド名の通った衣料品の会社の社長が、
従業員を集めて、「オレはこれから時速120キロで飛
ばすから、お前らついて来い!」と言って、生産数量を
増産し、販売も拡大を図った。
その結果、4~5年経って売り上げは100億円近くに
伸びたが会社は破綻してしまいました。
何故でしょうか?
売り上げの増大に人もカネも従いていけなかったからです。
社長ひとりがいくら優秀でも部下の能力がそんな短期間で
は成長できないのです。
また、それだけ売り上げる為の在庫が必要になります。が
それを生産し、工場に支払いをしていく資金が足りなくなる
のです。
NOVAも時速120キロ以上で飛ばしすぎたのでしょう。拡大
経営の為におカネが必要になり30万人もの人から授業料を
先取りしたのでしょう。
伊勢のモチ屋も札幌の白い恋人も拡大経営を図るあまり在庫
資金にムリが起こり期限切れ商品の廃棄ができなくて再利用
してしまった。
格式とか伝統あるいは名前を残そうと思ったら、稀少価値に
留めることです。 決して大きくすることを考えてはいけません。
大きくしようとスタートした時が破綻へのスタートであると考え
ても間違いではないでしょう。
世の中で一部上場している会社の殆んどは会社の歴史が皆
さん何百年、何十年とあるところばかりです。
一朝一夕にはできない程に従業員も何度も入れ替わり、社内
の利益の蓄積も十分あるので金融機関も信用し、世の中の人
が信用し、優秀な人材が入社し、そして貢献して利益を出すと
いう循環が長い間、繰り返されてきているのです。
事業はゆっくり焦らず、足許を見ながら、従業員共々進んで
行くべきものなんでしょうね。
大阪千里の公園で!(10・25)
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