Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2011年10月09日
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   知れないけど覚えておいて損はないと思うから書いてみる。



   先日テレビを見ていたら京都に撞木(しゅもく)のメーカーさん

   が紹介されていた。 撞木って、分かるかな~、分からんだろう

   なあ~! あの除夜の鐘を撞く、突っつき棒のことであります。

撞木.jpg

   ナニを隠そう、このあたしだってあれを撞木と呼ぶなんてこと

   は知らんかった。 そうして現在では全国にそのお店が一軒しか

   ないのだって。 そりゃ~そうでしょう、お寺の鐘なんてそうそう





   ところがこの店の社長さん、この撞木を作るのに科学的にもの凄い

   研究をしているのである。 撞木の重さ、長さ、材質により、全る

   音を研究して最もふさわしい響きのある撞木をつくる努力をして居

   られるのである。 撞木に使われるのはもっぱら棕櫚(シュロ)の

   木がふさわしいという。

棕櫚(しゅろ)の木.jpg


   近年では全ゆる音が世の中に錯綜し、偶に田舎の温泉などに行くと

   まあ、音のないこと、特に夜になると川のせせらぎや虫の音しか聞

   こえない全く静寂の中にいることを実感するのではないか・・・・・



   昔は音がなかった。 京都はその昔当時の都、長安を模して造られ

   た時に都に住む人達の耳に響いてくる鐘の音もまた、長安の場合と



   それぞれに音程を少しずつ変えた鐘を配置して方角によって違う

   鐘の音が聞こえるようにしたと言う。 例えば北は重く、南は明る

   く、という具合に・・・・・京都の人は昔からそんな音の中で毎日

   暮らしていたのである。



   だから自然の風の音とか虫の音そして鐘の音を暮らしの中に取り



   今はクラクションやサイレンの音に全てが掻き消されメカニック

   な音の洪水の中で生活を余儀なくされている。



   どう思うかは自由だが、未だに鐘楼の撞木の出す音を研究されて

   いる人が京都にいるという事実は満更無視できるものではないの

   ではないか。






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最終更新日  2011年10月09日 08時07分43秒
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