Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2023年03月08日
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  JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「H3」1号機の打ち上げは失敗した。
  鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられたが第2段エンジンに着
  火
  2014年から開発が始まったJAXAのロケットは海外競争力を目指し開発
  が進められ、H3は「H2A」の後継機で全長57m、直径5.2mで価格50億
  円で、コストダウンを図ったものだった。これまでの開発費は2060億円
  でJAXAは日本の威信をかけたものだったらしい。それだけに今回の失敗
  は今後の日本の宇宙開発戦略や人工衛星打ち上げの商業受注に大きな打撃
  となりそうだと言うことである。大変残念なり。私たち日本人より関係者
  の方々はさぞかし無念のことだろうと思う。

  「H2A」は98%の高い成功率を誇るが100億円と高い。それでJAXAはH3
  を開発し、半分の50億円で製作したのである。それが失敗に終わった。
  米スペースXは機体の再利用などで費用を下げ、ファルコン9ロケットを昨
  年1年間に61回打ちあげるなど市場を席巻している。H3は低コスト化やら
  打ち上げ能力の増強で衛星打ち上げビジネスへの参画を狙っていたのである。
  米ファルコン9が約90億円、H2Aが100億円に対しH3は50億円を目指して
  競合に勝とうとしていた矢先のことであった。

  宇宙は軍事衛星はもとより、気象衛星やその他もろもろの目的で昨年は186
  回も打ちあげられた。衛星ビジネスの規模は2021年には2兆1600億円から、
  20年末には3兆6500億円にもなろうとしているらしい。
  ロシアがウクライナ戦争でロケットビジネスから後退し、世界的にJAXAへの
  期待は大きかったようだ。それだけに関係者の落胆は大きいと思う。JAXAの
  中心母体の三菱重工もこれに懲りずガンバッテほしい。先般1兆円を投じた、
  三菱スペースジェットからの撤退を決めたばかりである。

  今回のH3の失敗は第二エンジンに着火する電気系統の故障らしいと原因が
  はっきりしているらしいから、早急に改善し次のH3開発につなげてほしい。
  日本の技術は優秀な筈だから、次は成功に向けて製作を続けてほしいと切に
  願っている。






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最終更新日  2023年03月08日 09時16分27秒
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