Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2024年10月15日
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  秋高気爽。「天高く馬肥ゆる秋」と言うよりいい。いかにも秋らしく
  空が高くて空気が爽やかの表現は何とも言いえて妙であろう。

  今晩から関西の空はくずれるらしいが、「夜もすがら何事をかは思い
  つる窓うつ雨の音を聞きつつ」平安朝の歌人・和泉式部のようなこん
  な情熱的な返しは今の世にはないだろう。”夜通しあなたのことばかり
  思いつめておりました・・・”なんて恋多き女の告白に年下のプリンス
  は「われもさぞ思いやりつつ雨の音をさせるつまなき宿はいかにと」
  ”夫(つま)のいない家ではさぞ心細かったろう”と思いやる。

  今の世ならスマホで絵文字なんぞいれて、直接的な言葉で愛の表現を
  するのだろうが、味気ないものだ。
  そういえば携帯電話(スマホ)などなかった時代には駅なんかに伝言板
  というものがあった。アナログであったが何かぬくもりがあったと思う。
  それとか恋の気持ちは手紙で送ったものだ。この私とて多感な青春時代
  にはそういうこともあった。好きで切ない気持ちを言葉で書くのは結構
  難しいものだ。それとなくさらっと気持ちを述べるのは文章も吟味して
  何度も書き直したりした。

  また、そう好きでもない娘から「次の日曜日にサイクリングに行きません
  か」と誘われ、それを「理由をつけて断るつらさ」もあった。高校時代の
  文学部の下級生であった。直接言いにくかったので手紙に書いて渡した。
  かと思えば、予備校生の時代、岩見沢市から札幌市に通う汽車で、いつも
  途中の江別市から乗ってくる高校生で可愛い学生がいた。その子が気にな
  って好きになり、LOVE LETTERを書いて自分で渡せないので友達に渡し
  てもらった。幾日かして友達を通して返事があり「おつきあいできません」
  と断られた。青春の挫折である。

  今朝はあらぬ方向に話が外れたが、このジイサンにも若き青春時代があった
  のである。ああ~恥ずかしや!





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最終更新日  2024年10月15日 09時15分44秒
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