[我孫子武丸] カテゴリの記事
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11/18 驚く読書日記???
11/18(金)おはようございます。ブログを続けているとランキングは気になるのだけれど、どう考えてよいのか分からなくなりますね。確かにランキング上位にいることは光栄だし、うれしいのだけど、それに執着するのも考えものかなと・・・。それより、色々なコメントを頂ける方がよっぽどうれしいです。ブログランキングが上位でもコメントを頂けないブログなんて寂しいですよね。そのコメントが励みにもなり、ブログを続けていく力となるわけですから。ということで、頂いたコメントには短いかもしれませんが必ず返事を書いていますので、今後ともよろしくお願い致します。金曜日。今日は何だか飲みたい気分です。我孫子武丸『弥勒の掌』文春文庫。高校教師の辻は妻との関係が冷え切っていた。3年前に生徒と浮気をしたのがバレて以来、家庭内別居も同然の状態となっていた。その妻がある日突然いなくなってしまった。ついに限界が来て出て行ったのかと、特に探すことも無く過ごしていたが、やがて近所の人に通報され、警察から失踪に関与しているとの疑いを持たれたことから、辻は妻の行方を探し始めたのだった。刑事の蛯原は汚職にまみれており、人事から目を付けられるに至っていた。バレるのも時間の問題と思っていたところに、妻がラブホテルで殺されたとの知らせが入った。蛯原は犯人を見つけて復讐をしてやると決意した。そんな2つの事件の共通点は「救いの御手」なる新興宗教であった。そうして、辻と蛯原は出会い、お互いの事件の真相を解明すべく協力しあうことにしたのだった。そこで、辻が体験入信をして、内部について蛯原に報告することにした。段々と核心に迫りつつある2人であったが、そこには思いも寄らぬ真相が隠されていたのだった・・・。最終章で大きな波乱が待っています。予想外でした。イマイチ消化不良のところもあるけれど、それを差し引いても良しとしよう！あれよあれよという間に読み切ってしまいました。それにしても、この作者は色々なタイプのミステリーにチャレンジしていますね。ブログでも他の作品も紹介していますので、インデックスから見て下さいね。【エントリーで10/27（木）10：00～11/15（火）...価格：86円（税込、送料別）黒じゃないし・・・衝撃的みたいです・・・Teaバッグ???いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年11月18日
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9/3 すごい読書日記！！！
9/3(土)おはようございます。凄い風と雨でした。今も風は強いのですが、雨は降っていません。今日、仕事が休みの方はある意味ラッキーですね。世界的に異常気象が続きます。自然の前には人間は無力なのを痛感しますね。徒然なるままに・・・と書いた吉田兼好は偉大です。我孫子武丸『狩人は都を駆ける』文春文庫。京都で探偵事務所を営む「私」は帝都リサーチ勤務時に出来た警察関係者などからのお零れで孤高を凌いでいたが、それも限界に来ていた。事務所の家賃も2カ月滞納し、このままではにっちもさっちもいかなくなる「私」に舞い込んできた依頼とは、もっとも苦手とする動物絡みのものばかりだった。「野良猫嫌い」先斗町のクラブのホステス・金田美晴から「私」に持ち込まれた依頼は、近所の野良猫が惨殺される事件が立て続けに起こっており、その調査をして欲しいというものだった。1件目は公園の植え込みに3匹の野良猫が殺害のうえ放置され、2件目はマンションの飼い猫が吹き抜けのパティオで転落死させられ、3件目はマンションのごみ収集場に切り裂かれた猫がビニール袋に入れて捨てられていたのだった。マンションの住民に聞き込みをしていくと、美晴が富樫という男からストーカー被害にあっていたことを知る。働く店も住むマンションも変えてまで富樫から逃げてきたのだった。富樫が犯人だと思われたが、富樫は服役中であり犯行は不可能だったのだ。そんな折、事務所の向かいで犬猫病院を経営し、「私」に災いを持ち込む沢田と話しているうちに、美晴の飼い猫の避妊手術のことが話題になった。そして、「私」はついに真相に辿りついたことを確信した。どうして美晴の部屋が香の匂いで充満していたのかも。ストーカー被害で心に傷を負った美晴が、可愛がっていた雌猫を孕ませた雄猫を殺していたと考えたのだ。ところが美晴の口から出た言葉は、それを超える衝撃的なものだった・・・。他、表題作を含め4編収録。短編ながら一捻りがあって面白かったかな。綾辻行人、法月綸太郎、歌野晶午さんとほぼ同世代の作家ですね。この世代の方々は誰もがレベル高くて面白いですね。共通しているのは、みな遅筆なことでしょうか。我孫子武丸さんの他の作品もブログで紹介しているので、よかったら参考にして下さい。【送料無料】狩...価格：580円（税込、送料別）がっちりしたフィット感！そもそも間違い・・・すごいけど背景もすごい・・・励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年09月03日
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5/18 激痛な読書日記
5/18(水)おはようございます。何かパッとしませんね。僕に限らず閉塞感を抱いている方が多いのではないかと思います。先行きが不透明過ぎることが原因なのでしょうか。景気や年金の問題、国の債務問題など暗い話題は多く、明るい話題は少ないのが現状です。ただ、1日1日を大切にして精一杯頑張っている人がいるのもまた事実。それを見習って、せめて自分とその周りだけでも元気に明るく過ごしていきたいものですね。我孫子武丸『さよならのためだけに』徳間書店。近未来の日本では、遺伝子診断によって『最高の結婚相手』を仲介してくれる結婚仲介業のPM社が国家レベルで絶大な信頼を得ており、ほとんどの人々がPM社による相性診断によって結婚相手を決めていた。そんな中、新婚旅行から帰ってきた新郎の水元と新婦の月(ルナ)は別れることを決めた。ふたりは、PM社から特Aと判断されていた。特Aとは離婚率0％で、別れるはずがないと判断される最高の相性のはずであった。それを知ったPM社はありとあらゆる方法で二人を懐柔しようとするのだが、それが無駄と知るやいなや今度は妨害を行うのだった。しかも水元はPM社の社員で、「別れたら解雇」と申し渡されていた。そんな水元は先輩の乾に、月は同僚の深尋に相談をするのだが、彼らも当初の協力姿勢から徐々に変わっていき・・・。果たして、水元と月は無事別れることが出来るのか?結末はあっけなかった(予想を大きく上回らなかった)のですが、なかなか面白かった。ただし、これはミステリーではありません。どちらかというと恋愛小説に近いです。あっさり読めて、読後感の爽やかという感じです。著者は、綾辻行人さん、歌野晶午さんらと同世代でデビュー時期もあまり変わらないはずですが、色々なジャンルにチャレンジしていますね。それが上手くいって、大化けすれば、第2の東野圭吾さんという風に思っているのですが、さてどうなっていくのでしょうか?今後にますます期待。【送料無料】さよ...価格：1,890円（税込、送料別）背後に注意・・・昨日、同じ事をしてしまいました・・・激痛でした食べられてしまいそう励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年05月18日
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10/4 元気を出して読書日記
10/4(月)おはようございます。月曜の朝は憂鬱ですが、元気を出して頑張りましょうそういう時にはロックンロール我孫子武丸『人形はこたつで推理する』講談社文庫。腹話術師である朝永嘉夫の人形『鞠小路鞠夫』が名探偵役で登場するという異色ユーモアミステリーという感じでしょうか。簡単にいうと二重人格かな。幼稚園で飼っているウサギが死んだ事件を鞠夫が解決したことが縁で知り合った保母の妹尾睦月は嘉夫に想いを寄せていて、二人の恋模様と、日常の謎・殺人事件がユーモアたっぷりに描かれています。謎自体は読み応え十分、シリーズ化されていて、どれも面白いと思います。ちなみに著者は、京大中退で、ペンネームは島田荘二さんにつけてもらったそうです。人形はこたつで...価格：530円（税込、送料別）感謝のブログ紹介です。(注)この意図については9/29ブログ参照頂ければ幸いです。腹ぺこオオカミのらくがきちょう（http://plaza.rakuten.co.jp/starryship/）腹ぺこオオカミさん、色々な話題楽しみです何の日=つぼんち16（http://plaza.rakuten.co.jp/tubota1616/）つぼんち16さん、何の日重宝しています 励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2010年10月03日
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