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1/17(月)おはようございます。寒さが続きますね。高速道路通行止めなんかが出ているようです。路面が凍結していたりするので、くれぐれも気を付けて下さいね。今日は、ロイド・ジョージの誕生日。他、山口百恵、ジム・キャリー、モハメド・アリ、坂本龍一。梶山季之『実力経営者伝』徳間文庫。元ジャーナリスト・小説家で今は亡き著者のまさに面目躍如たるノンフィクション集です。本田宗一郎、市村清、小川栄一、井植歳男、平木信二、石橋信夫、小佐野賢治、松田恒次の波乱万丈な半生を著者独自の視点から描いています。僕も色々な経営者の生い立ちや自伝の類を読みましたが、さすが元トップ屋と思わせる程の臨場感ある面白さです。生い立ちから順を追って創業するまでを書いている訳ではなく、一人称で話は始まります。回想的な書き出しもあれば、裏話的な話からの書き出しもあり、例えば本田宗一郎が修理工場に丁稚に出されてからアート商会を経て本田技術研究所を立ち上げるまでのエピソードは他では殆ど読んだことがないものばかりでした。他、リッカー元社長の平木信二の金策に毎日走り回りながらも、決して債権者、従業員、顧客に迷惑を掛けない信念の経営、小川栄一の財界のブルドーザーと言われるようになった所以など読み応えあります。こうして改めて著名な経営者の半生を読んで見ると、一本芯が通っていながらも柔軟性があり、かつ人の何倍も働いていたことが共通点として挙げられます。ものの考え方、行動など役立つことが多いのがこういう本の魅力ですね。お幸せに・・・片想いのようです皆様いつも大変感謝しております励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2011年01月17日
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今晩は。今放映中かなり好きな番組の一つでも放映時間長過ぎ食べた後は忘れずに・・梶山季之『赤いダイヤ(上)(下)』集英社文庫。偽物を掴まされ商売に失敗したことで絶望した木塚慶太は海に身を投げるが、偶然、稀代の相場師・森玄一郎に命を救われる。その時はまさに森玄一郎が買方として、売り方の総帥として大物相場師で取引所の理事長でもある松崎辰治が命を懸けて相場を張っており、木塚慶太も、その憧れの女性である井戸美子もこの赤い魔物に引き込まれていく。息をつかせぬ相場展開、騙し騙されの男女関係の機微など梶山作品の中でも最高傑作といわれるのも頷けます。相場に携わる人必読のおススメ本です励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2010年09月26日
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