手当たり次第読書日記!
紹介した本すべて 755
我孫子武丸 4
有川浩 7
石井光太 3
石持浅海 15
歌野晶午 5
大倉崇裕 11
大沢在昌 3
大宮エリー 2
垣根涼介 8
梶山季之 2
加藤実秋 6
貴志祐介 10
北尾トロ 3
木下半太 2
京極夏彦 5
銀色夏生 2
桐野夏生 3
黒川博行 5
サイモン・シン 3
坂木司 10
笹沢佐保 2
佐藤優 5
ジェフリー・ディーヴァー 7
ジャック・ケッチャム 2
真保裕一 5
スペンサー・ジョンソン 2
高殿円 4
高野和明 7
日明恩 2
堤未果 2
富樫綸太郎 4
中山七里 6
花村萬月 6
東野圭吾 51
FP 1
株式関係 1
全1件 (1件中 1-1件目)
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6/28(日)晴れいい天気です。つかの間の晴れらしいですが、今日は日を浴びに外に出るのがいいですね。光合成が必要なのは植物だけじゃないからね。家入一真『もっと自由に働きたい』ディスカバー・トウェンティワン中学2年生の時にふとした一言で同級生を傷つけ、クラスの人気者から転落した著者は、その状況に耐えかねて引きこもりになってしまう。学校に行かなくなって必然的に勉強をせざるを得なくなった著者は、見事進学校に合格するも引きこもっていた1年半のブランクの大きさからか友達が出来ず、居場所もなくなり高校を中退する。その後、東京芸大を志すも挫折、そして親が交通事故に遭い半身不随となり、同時に多額の借金があることが判明、働かざるを得なくなるが、これも長続きしない。ところが、ネットで知り合った女性と結婚をし子供が出来、家族と一緒にいたいため、家族を養うため、だけれど会社勤めはしたくないということから、自分でレンタルサーバーの会社を立ち上げる。その会社は急成長を遂げたが、その会社を譲渡し、29歳にして数十億のお金を手にし、再びフリーとなり、カフェを立ち上げたり、ベンチャー企業への投資を行ったりして今に至っている。最近、色々なところで露出が多い方ですね。「嫌ならプライドも見栄も捨てて逃げだしたっていいし、そんな自分の弱さや矛盾を認め、許し、受け入れた上で、小さくてもいいからまず一歩踏み出そう、逃げることは自分の行きたい方向へ進む第一歩なんだ」といった言葉が散りばめられています。著者の主張することに異論もあるけれど、一方で心に響くものもありました。その言葉を挙げます。「人間こそ最大のコンテンツ」、「3年ではなく3ヶ月後の何が出来るか」、「スピード勝負」。僕も今から何が出来るのかはわからないけれども、何かをやってみようと思わせてくれる本でした。非常に読みやすい本なので、1時間もかからず読み終えることが出来ると思います。【楽天ブックスならいつでも送料無料】もっと自由に働きたい [ 家入一真 ]【FP(フィナンシャルプランナー)について】日本においては、FPという職業(職業として生計を立てていける人は少数。資格として生命保険の営業などでニーズがあるケースがほとんど。)は、認知度・社会的ステイタスともに高くないのですが、米国においては認知度・社会的ステイタスも高いです。金融教育を小さいころからされている米国とそれが無い日本との差と言ってしまえばそれまでですが、お金を支払ってまでFPを使うといったことに日本人は抵抗がある部分が大きいのではないかと思います。FPと言ってもそんな敷居も高いものではなくて、例えば、住宅を購入する時にたいていの人は住宅ローンを使いますが、それもFPの仕事に関わっています。住宅ローンの審査に通ることで、銀行のお墨付きを得たとか、団体信用生命保険に加入しているからといって安心するのではなく、月々の支払いを加味した今後の家計の状況を、フィナンシャル(ライフ)・プランニングによって少なくとも子供のいる家庭においては子供が学校(大学など)を卒業するまでの期間中どうなるのかを把握しておくことが本来必要です。それを基礎として、家計における様々な問題点や改善点を見出し、運用とか支出削減などの解決策を提案していくことがFPの役割であって、そこに知識や能力の差が明らかになってしまうのです。だからこそ米国では、優秀なFPは重宝され、職業として成り立っていく訳です。英国の社会福祉政策で「ゆりかごから墓場まで」というのがありましたけれど、FPの職業範囲はまさにそれに当てはまります。脚光はあびないけれど(笑)。キリがないので終わりにしますが、再点検の意味でも家計の状況を把握しておかれることをおススメ致します。良ければ僕もFPの資格を持っているので、フィナンシャル・プランニングして差し上げます、当然無料で(笑)。いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2015年06月28日
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