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September 9, 2008

フェルメール展　光の天才画家とデルフトの巨匠たち

(8)

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8452)

カテゴリ：美術・芸術鑑賞

東京都美術館で７点も来ているフェルメール。
こりゃそうとう混むだろうから、なるべくすいてる時に、と思っていたら、今わりとすいているとゆー噂が。
テレビで特集でもされたら、ドーッと混むだろうから、今のうちに～～と、９月６日の土曜日に行ってきました。次の日「新日曜美術館」で紹介されたので、セーフだったなあと。(^^;)
朝１で行くつもりが、寝坊し、10時過ぎぐらいに到着だったんですが (９時からっつーのはキビシーです)、待たずに入れました。まあ混んではいましたが、それほどストレスない程度に見られました。
だんだん混んでくるだろうと予想して、まずフェルメールへと直行し、７点観たら戻って最初から、再度フェルメールもちゃんと観てラストへ。という感じの鑑賞でした。

今回いちばん楽しみで観たかったのが、ウィーンに行った時にオランダに出張していて見られなかった『絵画芸術』だったんです。

これが直前になって中止になってしまったので、かなり落胆だったのですが、作品保護上の理由なので、しかたないですね。しかし・・・それならウィーンに行った時から、持ち出し禁止になっていれば良かったのに～～～(号泣)
替わりに来日の『手紙を書く婦人と召使い』も良かったですが、『絵画芸術』とは比較にならない気が・・・。う～～いまだにやっぱ残念です。
んで、何と言っても、今回良かったのは『小路』ではないかと。
ベルギー・オランダ旅行　アムステルダム国立博物館で観ているので、２度目の鑑賞ですが、煉瓦のスゴイこと！オランダで観た時はあわただしかったのですが、今回は時間を気にせずじっくりゆっくりと見ることが出来ました。
この『小路』と『ダイアナとニンフたち』はオランダで観ていたので再会でした。
『ダイアナとニンフたち』の感想はこちらです。
『ヴァージナルの前に座る若い女』も好きです。これは個人蔵なので、なかなか見るチャンスはないでしょう！
ただ、どーも気になってしまったのは、左手が不自然な感じがしてしまうんです。指の出ている位置が早い気がするんですが。
フェルメールの絵は、全体で観て楽しんだ後、部分を細かく細か～く見るという楽しみ方が出来ると思うのですが、『リュートを調弦する女』のカーテンの影なんて、実に自然でスゴイな～と思いました。
嬉しいのは、フェルメール全作品 (多分) の原寸大レプリカの展示です。実に実に有り難いサービスだと思いました。ああ、死ぬまでに『絵画芸術』見たいな～～。もうウィーンから出ないんですよね？燃料費がさがったら考えるか。

フェルメール以外の作品では、ピーテル・デ・ホーホの『窓辺で手紙を読む女』、エマニュエル・デ・ウィッチの『ヴァージナルを弾く女』なんて良かったし、『小路』に影響されたという説のあるエサイアス・バウルスの『中庭の女』の煉瓦も良かったです。
デ・ホーホの『訪問』は、かな～りフェルメールぽいと思いました。左上からの光、人物の位置などなど。

音声ガイドを借りたのですが、 iタッチ

ベルギー・オランダ旅行日記、やっとフリーページに全てリンクさせました～。ふう。

東京都美術館<企画展>
TBS「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~」
asahi.com:フェルメール展「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」

＊今日西武ドーム行ってきます～～な私に 愛の１クリック を～～～。

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Last updated September 9, 2008 06:25:11 AM
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SEAL OF CAIN

アンチ・ハリウッド的、ベストセラー無視、サブカル好きのマニアックな傾向のブログです。 2019年に札幌に移住しました。そして2020年、しばらく離れていましたが、またこちらのブログに復帰しようと思います。主に読書・映画関連はこちらのブログに書く予定です。「吉乃黄櫻」名で音楽活動しています。そちらもよろしくデス。

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