エデンの南

エデンの南

September 20, 2008
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カテゴリ: 美術・芸術鑑賞
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3 posted by (C)SEAL OF CAIN


この前の 新日曜美術館 母と娘 咲き誇るいのち 丸木スマ・大道あや を見て、絶対に花火の絵を見たいと思い、本当はギャラリートークのあった先週に行く予定にしてたんですが、金曜から朝まで飲んじまったので断念。(笑)
んで、今日行ってきました。
お母さんの丸木スマ展の感想は こらち です。
丸木スマさんは70代、娘の大道あやさんは60代で絵を描き始めたんです。
どちらも夫の死がきっかけになりました。
新日曜美術館では、自由で楽しい絵の中にも、人間としての深みがあると言っていました。

大道あやさんは、母親の影響を受けつつも、けっして真似にならず、すごい個性を放っているのが、本当にスゴイと驚きでした。「しかけ花火」は絶対に他の人には描けないし、そして、あれを描いた勇気に心を揺さぶられました。
逃げずに悲しみを乗り越える勇気。
この絵は、あまりの悲しさから描くのを1度断念し、一年後に再び描き完成されたんです。
花火もほんっっとに素晴らしいし、なにより、その下を泳ぐ活き活きとしたお魚たちの生命力の力強さみたいなものが伝わってきて、なんて素晴らしい絵なのだろう、と思いました。

私は番組を見て、人それぞれの役割りの不思議さを思いました。苦しみがなければ数々の競技の記録も、天才的な人の心を打つ絵も生まれないのだ、と。
その才能を持って生まれた事は、果たして幸せな事なのだろうか、と考えさせられました。
そんな思いもあり、花火の絵の前では、涙が出ちゃいました。
大道あやさんは、母スマは本当に楽しく絵を描いていたけど、自分は苦しい事が多かった、みたいなことを言われていたと思うのですが、それ、すんごいわかります。本当に細かく描かれた、魚やにわとりを見ると、完全主義者じゃないかなー、と思います。
そして、茂みの中になにげに描かれた、実に愛らしい猫やイノシシなどなど。
1点1点、サラッと見られなくて、じっくりゆっくりすみずみまで見てしまうので、時間がかかります。
「見すてられたオンドリ」なんて、自分の姿を思っちゃったり。

「収穫」の赤、緑、茶、黄の色使いの、なんて素晴らしいこと!
それから、ほんっっとに素晴らしいと思ったのが「薬草」どくだみの花 (だったと思います) が一面に描かれ、猫やイノシシ (だと思う) が顔をのぞかせています。
「婆ちゃんのお宝」には愛を感じました。

第二展示室には、絵本の原画の展示です。
擬人化された生き物たちが、ほんっっとに愛らしく、ホッとするやら微笑んじゃうやら。

大道さんと一緒に仕事をした、詩人で童謡の世界で活躍した関根栄一さんは、大道の絵に迷いが見られると鋭く追求し、その負けず嫌いな向上心をうまく引き出したのだそうです。
3年間に7冊もの絵本を出版したとか。絵本欲しいと思いました。
アフィリではこれ↓しか出てこなかったです。



実は松濤美術館に行くのに、1本道を間違えて、さんっっっざん迷って、なかなか辿りつけなくて炎天下でへろへろだったんですが、行って良かったです!!

生誕100年記念 大道あや展
生誕100年記念けとばし山のおてんば画家 大道あや展

*んで、この後ついでだし~とBunkamuraのジョン・エヴァレット・ミレイ展にも行って (間で昼食とったけど) 混んでてぢがれだ~~今日の歩数16872!って私に 手書きハート を~~~。

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肌触りのよい生地だから、着ていてとってもラクに感じられます。DEEP BLUE ディープブルー / ニットキルトフードコート


温かみのあるミンクという色ははっきりした明るめの茶系色。ビルケンシュトック Pasadena / Mink


デニムの生地感にも品がありカジュアル過ぎずステキです。Crespi クレスピ / デニムコート


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Last updated  September 20, 2008 07:34:48 PM
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SEAL OF CAIN @ Re[1]:あけましておめでとうございます。(02/04) アラネアさんへ あけましておめでとうござ…
アラネア @ Re:あけましておめでとうございます。(02/04) えっと~、あけましておめでとうございま…
aki@ Re:#私を構成する42枚(06/28) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
SEAL OF CAIN @ Re[1]:スマホケース(05/06) アラネアさんへ ビックリですよね! 好き…
アラネア @ Re:スマホケース(05/06) スマホケース、こんなにたくさんあるなん…

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