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March 28, 2020

ジェームス・Ｃ・ヴァンダーカム『死海文書のすべて』その２

テーマ：読書(9598)

カテゴリ：読書

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私にとっては、この本、夜寝る前に読むと丁度良く眠くなってくれると言う類いの本でして(^▽^;) 、前回書いたように、知りたい情報は少なく、どこで発見され、どの団体が関わっているとか、そういう事が事細かに正確に書かれている本です。なのであまり頭に入ってないと思います～(笑)
死海文書の内容について知りたかったので、完全に選本ミスでありました。
そして Wiki に書かれてあるように、死海文書を書いたのはエッセネ派説というのが以前は一般的だったそうなのですが、そのエッセネ派の「排泄物の始末」について書かれた所が、おもしろかったので、引用します。

彼らはつるはしで一尺くらいの深さの穴を掘り、そして神からの光の気を損じないよう、外衣で身をおおいながら、その上にしゃがむ。ついで彼らは掘り起こした土を穴の中にかぶせる。このために彼らは人気のない場所を選ぶ。この排泄は自然な働きであるが、彼らは、排泄の後、あたかも汚されたかのように、身を洗い清めることにしている。

こ、これはっっ！
まるで猫ではないですかっっ！

ところで、次回は死海文書に関する本とかではなく、そのものの翻訳本を読んでみたいと思っている訳ですが、訳者が使用しようとして、あまりにも読みにくいものであるためにやめたと言うのが、日本聖書学研究所編『死海文書』(山本書店、一九六三年) と言うことなので、この本は避けようかな、と思います。
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んで使用したというペンギン・ブックスのヴェルメシュ訳って、翻訳本ではないのでしょうね。

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2011-10-07
黄櫻御殿読書部屋

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Last updated March 28, 2020 11:53:36 AM コメントを書く

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SEAL OF CAIN

アンチ・ハリウッド的、ベストセラー無視、サブカル好きのマニアックな傾向のブログです。 2019年に札幌に移住しました。そして2020年、しばらく離れていましたが、またこちらのブログに復帰しようと思います。主に読書・映画関連はこちらのブログに書く予定です。「吉乃黄櫻」名で音楽活動しています。そちらもよろしくデス。

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