エデンの南

エデンの南

November 7, 2021
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テーマ: 世界の歴史(88)
カテゴリ: 読書
まずは結構貴重かもしれない巻頭の写真を。



4













大きな嘘


ヒトラーを悪党に仕立て上げるのに都合よくヒトラーの言葉を湾曲して使う人いますよね。
ユダヤ人を説明している物を、ヒトラーの手口のように言うのはやめてほしいですね。
以下、ちょっと長いですが、引用です。一部太字にしました。

かれらは、ルーデンドルフが世界大戦の敗北に責任があると極印を押すことによって、祖国の反逆者に対抗して立ち上りうる唯一の危険な弾劾者の手から、道徳的正義という武器を取り上げてしまったのである。かれらはその際、まったく正しい原則、つまり <嘘が大きければ信じてもらえる一定の要素が存在する という原則、から出発した。なぜなら国民大衆の心は本質的に、意識して、故意に悪人になるというよりも、むしろ他から容易に堕落させられるものであり、したがって、かれらの心情の単純な愚鈍さからして、 小さな嘘よりも大きな嘘の犠牲となり易い からである。というのは、かれら自身、もちろんしばしば小さな嘘をつくのだが、しかし大きな嘘をつくのはあまりにも気恥ずかしくも感じてしまうからである。そのような大きな嘘はかれらの頭にはとても入り込めないし、したがって不名誉きわまる歪曲をするような、まったく途方もない厚かましさは他人の場合でも可能だなどと信じえないだろう。おそらく、このことについて説明を受けてさえも、なお長く疑いつづけ、動揺するだろうし、そして少なくとも、なにか一つくらいの理由はやはり真実だと受け取るだろう。したがって、きわめてずうずうしい嘘からは、つねになにかあるものが残り、続いてゆくだろう。──以上は、この世のあらゆる偉大な嘘の達人や、嘘つき団体が底の底まで知っており、したがって卑劣にも利用している事実なのである。
 しかし嘘と、真相の否認が利用されうる可能性についての、この真理をもっともよく知っているものは、どの時代でもユダヤ人であった。なにしろ、かれらの全存在がすでに比類のない大きな嘘の上に建てられているからである。
 つまり、その嘘とは、一つの人種──しかも何という人種であることだろうか──がそもそも問題であるはずだのに、かれらの間では一つの宗教団体が問題だと主張されている点である。


貨幣の支配

貨幣が神となったという文は、まさにユダヤ教だな、と思うのです。
ユダヤの神ヤハウェが貨幣を使って人々を支配する、というイメージができます。
以下、引用です。

 経済が国の決定的な支配者の地位にのぼるに応じて、貨幣は神となり、あらゆるものはこれに奉仕し、だれもがこの前に屈服しなければならなかった。


マルクシズム

一巻の繰り返しが結構出てきます^^;
まとめて書こうと思っていたのですが、巻で分けないと大変なので😅分けて書く事にしました。
マルクシズム、ボルシェヴィキ、大衆の心理的なものは繰り返し書かれています。
以下引用です。

 ドイツ「重工業」に対する永続的闘争は、マルクシズムによって追求された、ドイツ経済の国際化の明白な発端であった。もちろん、ドイツ経済は革命におけるマルクシズムの勝利によって、始めて、完全に没落させられえたのである。わたしがこれを書き下している最中に、ついにドイツ国鉄に対する総攻撃も成功してしまい、国鉄はいまや国際金融資本の手に譲渡されたのである。

※多分「始めて」は「初めて」の間違いだと思うのですが本文のまま引用しました。
しかし句読点の位置がココだと、どちらなのか分かりにくいです。
酷い訳ですねぇ。


自分の頭で考えない人々

この辺も繰り返し的な大衆の事ですね。
引用します。

 新聞の読者はその際、一般に三つのグループに分類されうる。
 つまり、第一は読んだものを全部信じる人々、
 第二はもはやまったく信じない人々、
 第三は読んだものを批判的に吟味し、その後で判定する頭脳をもつ人々、である。
 第一のグループは数字の上からは、けた外れの最大グループである。かれらは国民の大衆からなっており、したがって国民の中では精神的にもっとも単純な部分を表わしている。しかしかれらを職業でもって示すことはできず、せいぜい一般的な知能程度で示すことができるだけである。自分で考えるだけの素質もなければ、そのような教育も受けない人々は、みなこのグループに入る。そしてかれらの一部は無能から、一部は無知から白地に黒く印刷して提供されたものを全部信じるのである。さらに、たしかに自分の頭で考えることができるのだが、それにもかかわらず、単なる考えることの無精さから、他人は必ず正しく頭を働かしたに違いなかろう、とつつましく仮定して、その他人がすでの考えたことをありがたく全部そのままもらってしまうような、無精者もまたこのグループに入る。ところで、大衆を意味するこれらすべての人々にとって、新聞の影響はまったく驚くべきものであるだろう。かれらは提供されたものを自分で吟味する境遇にないし、またそんな意思もないので、あらゆる時の問題に対するかれらの態度というものは、ほとんど例外なく他からの外的影響に還元できるのである。
───中略───
 最後に第三のグループはけた外れて最小のグループである。かれらは生れつきの素質と、教育によって自分で考えることを教えられ、あらゆることについてかれ自身の判断を形成することに努力し、また読んだものはすべてきわめて根本的にもう一度自己の吟味にかけて、その先の結論を引きだすような、精神的にじつに洗練された頭脳をもった人々からなり立つ。
 かれらはいつでも、自分の頭をたえず働かせながらでなければ新聞を読まないだろう。だから、編集者の立場は容易ではない。ジャーナリストがこのような読者を愛するのには努力が必要なのである。
───中略───
大衆の投票用紙があらゆることに判決を下す今日では、決定的な価値はまったく最大多数グループにある。そしてこれこそ第一のグループ、つまり愚鈍な人々、あるいは軽信者の群衆なのである。


二巻その2に続きます。

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Last updated  November 7, 2021 08:30:06 PM
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