よんきゅ部屋

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Oct 4, 2007
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あるところで目にしたこぼれ話。

「これからの大学はサービスの時代、質の向上のためには個別に手の届くサービスを。そのためには学生の人生相談にも乗らなければならない。」

これは実現可能性とニーズを無視しているのではと思う。知らない人に相談に乗ってもらうなら、絶対プロに頼むはずだし、そうすべきだ。そんなの、できっこないす。

現実的に無理だと現場が思う話でも、「それを何とかするのが、あなたたちの仕事でしょう。何のために現場にいるの?」

事件は現場で起こっているのだ。できないものは、できっこないす。

「大学も競争の時代、ひいてはウチでも成果主義を。大事なのは研究成果と学生の授業評価と組織へのコミットメントです。」

万人に与えられた時間は1日24時間、全部を一線級にするのは、かなりの確率でできっこないす。それに、成果主義は気合いと根性の世界から抜け出すために考え出されたのではなかったか?

とだけ言ったらただの文句なのだが、何よりも情けないのは、信頼されてない状態が出発点なんだなと感じること。見た感想は、怒りよりも悲しさ。誰かに直接言われたわけじゃないのになんでここまで振り回されるんだろう…。

しかし、最近本当に、学生をお客様だと公言すると教育じゃなくなるように思うようになった。それは違うと思う。私は、学生をお客様だから大事なのだと思ったことはない。その場限りの関係じゃない、もっと大事な存在だと思う。自分が向き合う相手を大事にすること、尊重することは、言われてできることじゃない。学生の相談に乗るのは本当に大変なことを知っているのかな?中途半端は大怪我するよ…。



でも、そんなことすら言っていられないというのが業界を覆う危機感なのかな。正しかったのかどうか、それが判明するかどうかは時間がかかることだし、そもそも判明するのかどうかも不確実性が高い。競争があるからこそ切磋琢磨があっていいものができるという道筋になればいいのだが、疲弊だらけの果てしないものへと変化していく危うさも競争は持ち合わせている。

サービスを受ける当の本人がテンションを上げられずに、本人以外がヒートアップしている状態はあまりいい状態とは言えない。実際、学生に話を聞くと、サービスの意図がちゃんと伝わっていないという場面にときどき出会う。本当の意味での満足度を個人レベルで把握・検証していってこそ、いいものができるのではないのだろうかと思う。

「他がやっているから」「保護者が言うから」ということじゃなく、本人に本当のことをきけるというシンプルなことが、実は一番大事なことであるような気がする。すぐにはできないことかもしれないが、このことだけは「できっこないす」と言わずに、地道な努力が必要だと思う。全体に網をかけて適当に言われるよりは、心を開いてくれた人からきいた話を積み上げていく方が、結果としていい方向につながる気がするのだが、どうなのだろう...。





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Last updated  Oct 4, 2007 11:26:12 PM
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