よんきゅ部屋

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Dec 16, 2010
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カテゴリ: 大学の仕事
この季節、大学では授業評価アンケートというのをどこでもやっている。ほとんど最終回に近いところでやるわけだが、これにはちょっと問題があるなと感じる。

最後の方でアンケートをとっても、回答している受講生にとっては、結果が出た時点ではすでに自分にとって関係ないものとなっている。来年改善しますと言っても実は評価者にとってほとんど意味がないのだ。本来ならば、自分の意思でもっと早い段階できくことができれば改善のしようもあるし、それによって満足度も高まるというものだ。まあ、確かに自分でそれをやってから最終的な評価に臨むことも一つの方法ではあるのかもしれないとは思う。

しかし、それでもコミュニケーションツールとして評価結果を利用している間はそれほど問題にならないのだが、これが教員の評価・処遇になると難しい問題を生じる。

本当にこれをきっちりやるのであれば、どのような形になるかはそれぞれだろうが、競争の条件をある程度揃えてやる必要がある。クラスサイズが小さくなるほど目が行き届くので評価はよくなる傾向にあるようだが、例えばクラスサイズが小さくて評価が1位というのと、その3倍の人数のクラスで2位というのであれば、これはどちらが上になるのだろうか。これを単純に点数だけで評価することになると、不公平感が高まってしまうだろう。企業で単純な成果主義がうまくいかなかった原因とよく似ているように思う。

また、そのようにするのであれば、評価する側にきっちりと評価の方法を指示し、さらに評価する際に生じやすいエラーなどを教えておかないと問題になるだろう。たまたまその回に来ていて私語を注意したらその学生が悪い点数をつけるということだと、これはやはり不公平感を感じてしまうだろう。「とてもいい授業だったけど、今後の期待を込めて10点中4点にさせてもらいます」というのも実際にあったりするのだ。

おそらく、こういった評価が始まったのは、あまりにもちゃんとやらない人がいるから何とかしないとダメだという認識からだと思うのだが、そういう人はここまでのことをしなくてもわかるのではないのかとも思ったりする。評価を知ることはとてもいいことだと思うのだが、その使い方にはやはり注意が必要だと思う。





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Last updated  Dec 17, 2010 09:44:41 PM
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