Jun 30, 2005
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カテゴリ: star_trek
脚本/マイケル・ピラー、ジェリ・テイラー
監督/ウィンリック・コルビー

7thシーズンのDVDを観終わって、早速1stシーズンから観直してみた。ケイゾンの描き方が、最初の躓きだったんだなあ、と感じる。

爆破決断の直前、あの状況でケイゾンと闘っても勝ち目が無かった訳だから、決断が間違っていたとは思わない。
しかし、ここですんなりと決断を支持できない理由は、水もレプリケートできなくて、オカンパの地底都市にも辿り着けないケイゾンが、何故強力なスターシップを持っているのだろうかという不協和音が私の中にあるからだ。ケイゾンという種族の描き方に座りの悪さを感じてしまうのだ。

抵抗無く受け入れられる設定はどんなものだろう。爆破実行のところから遡ってみる。VGRを追い詰めるくらいのスターシップを持っているのだから、当然オカンパの地底都市にもバリアの裂け目から侵入して略奪行為を行っているだろうし、それを管理者が放置しておくはずも無く。そうするとVGRも、誘拐された二人のクルーを奪還に地底都市に侵入するのは困難か。そうなるとケスが地表にいることに矛盾があるし、ベラナとキムが、これから始まるだろうロングジャーニーに居なくなるのか。あるいは適合して新しい管理者になるか。
かといって、ケイゾンの前半の描写を無くして管理者が死ぬ直前に現れて急襲となると、ケイゾンからオカンパを守っているという管理者の設定がおかしいか。さらにケイゾンのような略奪者がいないのであれば、管理者の後継探しもあったかどうかという、そもそもVGRがデルタに飛ばされた根拠が少し揺らぎ始める。
とすると、ケイゾンは弱いままで、最後に邪魔することもなく、管理者の起動した自爆装置でステーションが破壊されるってのが良かったんじゃないかと思えてくる。少なくともスターシップバトルを描くより余程ストーリーは締まっただろう。ケイゾンは一話で使い捨てるべきだったのだと思う。シリーズ前半の敵としては、別種族を登場させればよかったのだ。

帰る手段を爆破するということはVGRというストーリーの起点、と言うべき重要なファクタだから、主人公に決断させるのも重要だろう。それだったらもっと完成度を上げてしかるべきだろう。オープニングセレモニーだし。主人公に決断させるにはなんだか綻びだらけ。ストーリーとして破綻しているというのが二回目を観ての感想。


 ストーリー性*0
 テーマの着眼点・斬新性*10
 ST全体との整合性*10
 観ておく必要性*20
 個人的好み*0
※採点基準は、フリーページ参照

不満足だが、何はともあれ、シリーズの起点であるから観ないと始まらない。





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Last updated  Jun 30, 2005 03:58:08 PM
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