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将棋の第38期竜王戦7番勝負は13日、京都市の京都競馬場で第4局第2日を行い、後手の藤井聡太竜王(23)=王将含む6冠=が挑戦者・佐々木勇気八段(31)を138手で下し、シリーズ成績4勝0敗でタイトル防衛を決めた。対局後インタビューは主な内容は以下の通り。【藤井竜王】――本局を振り返ると。「序盤は指…
課題はある。7冠を保持して25年をスタートしたが、今年9~10月の王座戦では同学年の伊藤匠叡王に敗れ、昨年の叡王戦に続き、2度目の失冠を経験した。叡王戦も王座戦も1日で決着がつき、時間計測はチェスクロック方式。1分未満は消費時間に加算されないストップウオッチ方式とは違い、チェスクロック方式は秒単位で持ち時間が減っていく。“短距離戦”では終盤戦で残り時間が少なくなってから局面を正確に判断するミスが出てしまうことに「持ち時間の違いがあるかなと思うが、それを含めて対応していくことが課題です」と克服を口にした。
