【 勝・環境創造 /ニュービジネス日記】

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稲福一也@ Re:8日の日記(01/08) お久しぶりです! もう、そろそろ蟹シーズ…
セイジ616 @ Re:お久しぶりです稲福です(07/13) 稲福一也さん >お久しぶりです。 >以…
稲福一也@ お久しぶりです稲福です お久しぶりです。 以前楽天ブログでお世…
ディック橋本@ ギリ3人です(笑) <small> <a href="http://iikoto.chorie…
2012.07.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
多国籍の人が集まる会議で一番重要な事は何か?!それは、本質を突いた論理思考だと思う。簡単に言ってしまえば「要は何なの?!」の質問に10秒以内に答える回答を常に準備して会議の参加者になっているかということではないだろうか。

会議には目的とゴールが常にあってしかるべきだ。日本人同士が集った時、それが無い会議が多い。そして、往々にして意味を持たない日本人が集う会議は、下世話な世間話へと趣旨を変え、みなの心を和まし時間の浪費をすることになる。気づけば、会議終了時間に事なきを得て、次回のミーティング時間を設定して‘さようなら’なのだ。

日本人社会でサラリーマン生活を送る人たちが、こんな環境で10年ぬくぬくと生きてくると、いざ異文化の人間、それもビジネスの戦闘訓練を積んだ人間に出会うと面食らってしまう。海外部隊と共同のプロジェクトを立ち上げた場合、傭兵部隊よろしく意見をぶちまける彼らに眉をひそめ「コミュニケーション能力の無い人間だ」とビジネス傭兵部隊を馬鹿にして溜飲を下げるしか道が無いのが現状だ。

傭兵部隊とは要するに雇われ兵に過ぎないのだが、自ら選んだビジネスに雇われた彼らは、自分のゴールを達成することに執着する。例えばシリコンバレーで鍛えられたプログラムの雄は自分の論理と英語力を駆使して世界中で荒稼ぎする。中国をベースとする華僑魂を持った人間は、コミュニケーション能力を盾に力強く陣地を広げる戦略に余念は無い。そして彼らが稼ぐ金額は日本人の生涯賃金を何倍も上回る額なのだ。

ビジネスの大小では無く、彼らはDNAの中に金を稼ぐ手法が染み込んでいる。戦場で戦うことに執着心を燃やし、結果を求めてひた走るのだ。そんな雇われ兵としての彼らは、見た目の愛くるしさとは裏腹に、日本のエリートと違う本能的ノウハウを10年20年の実戦の中で養って50歳をゴールをと決めてひた走る。そんな人種なのだ。

私たち日本人が、そんな彼らと机を一つにしてビジネスを展開するとき、DNAに刷り込んだ本能で動く彼に、論理なくして対抗する術は無い。

また、彼らは儲かるか儲からないかが重要だ。共同で戦う理由が無いならプロジェクトを放り投げるし、彼ら自身でコントロール出来ると判断すればプロジェクトを掻っ攫って行くだけだ。

彼らには彼らなりの情があるし、仁義がある。彼らからしてみれば、一緒にやろうと机を一つにしたのに、本能も無く纏め上げる論理も無い人間はお邪魔に過ぎない。最初は良いこと言っていたのに、戦闘中に機能不全に陥った日本人よ、二度とあなたたちとは仕事をしたくない。こんな現場を良く見かける。

会議で、和気藹々と机を和ませている場合ではない。明確な論理を展開し、徹底的に激論を交わすべきだと思う。その会議は、表面上笑いがあったとしても第一線の戦いの中で如何にプロジェクトを立ち上げるかだけを目指してとことんやり抜くべきだ。本質を突いて、人の顔色云々に目を向けているようでは、世界標準では戦えない。



会議において、不機嫌になり、罵声を発する傭兵部隊。しかし数時間後の酒の席では、彼らは何の蟠りも無く、愛くるしくジョッキを一気飲みしている。たかだか、そんなモンなのだと思う。「気を使いすぎるな日本人・・・」それが、もしかしたら、今回のサブタイトルなのかも知れない。





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Last updated  2012.08.03 13:03:29
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