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2008年08月20日
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テーマ: お勧めの本(8118)
カテゴリ: 読後感想文



一部の人たちに異常に反響(?)のあった本、

「怖い絵」その2を読んだ。




ブリューゲル・レンブラント・ルーベンス・ベラスケス・

ボッティチェリなど、1で紹介されて重複している画家も数人いる。



前回同様、またまた普通に見ても

意味のわからなかった絵に隠された暗号とでもいうべき背景・・


「ガブリエル・デストレとその妹」は、

2人の女性の裸体の上半身が写り、

片方の女性がもう片方の女性の乳 首をつまんでいる絵。




なんじゃ、これ?意味が分からん。と思っていた絵にも

この絵の暗号の意味と共に怖さが潜んでいた。




※以下は、ネタバレもあるのでご注意。




ベックリンの「死の島」は

ある若い未亡人が

「夫の喪に服し、夢想する為」に描かれた

墓地としての島を書いた絵で、

彼は5バージョンもの作品を残しているのだが、

これらは複製も含めるとかなり多くの家庭に飾られていたそうだ。

人気は衰えず、現代でもまだ書かれている題材・・

どこにそんな魅力があるのだろう。

それはその当時の死者に対する扱いや

衛生上の問題ということが背景に隠されている。


かのヒトラーも彼の作品を積極的に収集し、

この作品の3作目を所有していたという。





「巨大なレッドドラゴンと日をまとう女」である。

あたしが初めてこの絵を見たのは

トマス・ハリスのハンニバルシリーズの初期の作品、

「レッドドラゴン」の表紙でである。



あたしは、

この絵は小説の為に書かれた絵だとばかり思っていた。


本の表紙では、この絵の全貌を見ることができなかったが、

この本で実物の写真を見ると、

下に横たわる女性が描かれている。


現代風というか、アニメ調の絵なので

現代画家が描いた絵をたまたま見てリスペクトしたか、

オマージュとしての作品かと思っていた。


だが、この絵が描かれたのは1803~1805年。

この時代の主流はゴヤやアングルの時代。

そんな時に彼が書いたこの絵はとても異質だ。


生前、彼の作品は評価されなかった。

それには彼の性格も影響しているのかもしれない。


彼は小さい時から幻覚や幻聴を体験していたようで、

言動から狂人だと思われていたフシがある。

(だが、彼の予言は当たっていたらしい。)

そして彼は、死後の名声を疑っていなかったそうだ。

もしかしたら近い未来に

ある小説の中で重要な役割を果たす絵を描いた、

ということも予見していたのかもしれない。





夕食は

●ハンバーガーのサンドウィッチ

 この日あたりから体調が悪くなってきた上、

 旦那は打ち合わせで不在。

 子どもにはトーストしたパンにハンバーグと

 キャベツの千切りをはさんだサンドウィッチ。

 フライドポテトを添えて。

●ほうれん草のポタージュ

 市販のポタージュに、茹でて刻んだほうれん草を入れたもの。

0819

●スモークサーモンと豆腐のサラダ

 紫玉ネギは薄くスライスし、水にさらしておく。

 豆腐は一口大にきり、醤油ドレッシングで下味をつけておく。

 これを盛り付けて、サーモンをおき、

 フレンチドレッシングをかけてパセリを散らす。

●焼き魚

 ブリのハラミが売っていたので塩焼きに。

 あたしのツマミ。

●伏見唐辛子の甘辛煮

 唐辛子は油で炒めてから、酒・砂糖・醤油で炒りつけるように

 炒め煮したもの。






そしてファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像」・・

実は、「デスパレートな妻たち」のオープニングで

バナナをほおばって投げ捨てる、

このおっさんのことが気になって仕方がなかった。

「デスパレートな妻たち」オープニングクレジット

※↑音声が出ます。仕事中の方はご注意。


ちなみに、

木からリンゴが落ちるシーン

「アダムとイブ」(ルーカス・クラナッハ)

       ↓       

エジプトの壁画に描かれた女性が

子供たちの間に埋もれていくシーン

       ↓

夫が捨てた食べかけのバナナを妻がホウキで掃く。

「アルノルフィニ夫妻の結婚」(ヤン・ファン・アイク)

       ↓

中高年男性が、若い女性に誘惑され、

それを見た妻と思われる婦人がオイルサーディンの缶の中へ

「アメリカン・ゴシック」(グラント・ウッド)

       ↓


買い物をした荷物の中から、

キャンベルスープの缶詰が転がり落ちる

「キャンペルスープ」アンディ・ウォーホル

       ↓

その缶を拾った男性が、泣き出した女性に殴られる

「Kiss V」ロイ・リキテンシュタイン


古今東西の名画をうまくつないで、

コミカルに女性の性とでも言うべきものを表現している。

今の所りんごをかじっていない所が

救いだと言うべきか・・


DVD版

パロディ


↑こんなものまで見つけた(笑)

お暇な方はどうぞ。


今回に気に入った絵はハント「シャロットの乙女」

躍動感があり、とても美しい絵だと思った。

彼女の美しい横顔と躍動感はミュシャの作品を彷彿とさせた。











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最終更新日  2008年08月22日 14時20分16秒 コメント(10) | コメントを書く
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