「世界を渡る行政書士:国際業務と日本の田舎の橋渡し」

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2024.05.30
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自分で事業を始めたとき、不思議とビギナーズラッキー的なことが起こる。思っていたより早く仕事が舞い込んでくるのだ。最初はドキドキしながらその仕事をこなしていく。これはとても大切なことだ。

私も開業したと同時に仕事が舞い込んだ。行政書士の仕事といっても幅が広く、どのような仕事が来るかはわからない。つまり、どのような案件であっても初めての分野だったりする。自分は行政経験があった分、ある程度のアドバンテージはあったと思う。しかし、それは業務とは直接関わらない部分だ。

具体的に説明すると、役場の職員だったということは許認可の審査する部門ではあるが、実際にそういう職場に配置されたことは少ない。しかし、住民サービスに関わる仕事全般を紙一枚の人事異動により即座にその部署でプロとして仕事をするという訓練を積んできた。おかげで、新しい仕事に取り組むメンタルは鍛えられていた。結局のところ、仕事が変わったとしても、その仕事をこなすために何をポイントにすればよいかを見定めて取り組めば、組織で仕事をしているので組織のチェックもあるから大丈夫なのだ。

さらに加えれば、そもそも仕事とは人間の様々な不便や不安を解消すること、あるいは円滑に社会活動ができるために作られた法律に基づいて業務を行うことだ。これが行政の仕事であり、その行政機関へ書類を作成し提出することを支援するのが行政書士の仕事である。

その基本を抑えておけば、どんな仕事であろうとこなすことができる。基本的に行政に提出するものであるから、相手の行政職員もその道何十年というベテランではない。組織としての判断の歴史をもとに判断するか、その許認可により社会的に混乱が起きないか、その決定により不利益が被られないか、これらを判断して許認可する。そしてその判断をするのは提出された文書の文言による。

つまり、私たち行政書士は申請者の求める行為が社会的に問題ないか、何よりも申請者が何を求めて申請するかを汲み取り、申請者と行政の間に入ってスムーズに許認可の判断ができるようにするのが仕事である。

そこで一番求められるのは、申請者が本当に求めているもの、行政が重要視する判断の基準を見極めて申請すること。つまり、相談を受けたときに最善の答え、最善の手法を提案できるように訓練することが重要である。

その最たるものは、自分の感情のコントロール。自分が具合が悪いときには答えも具合が悪くなる。自分が最善の状態なら、その結果も最善の答えとなる。

つまりは、マインドセット。






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Last updated  2024.05.30 07:01:20 コメントを書く
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