bozu生活

bozu生活

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ころろ1114

ころろ1114

Calendar

Favorite Blog

ベツニナニモ ベツニナニモさん
精神世界の鉄人 精神世界の鉄人さん
くぅブログ くぅ ku~さん

Comments

ころろ1114 @ Re:おはようございます☆(05/24) ろみちゃん、いつもコメントありがとうご…
*ろみろみ* @ おはようございます☆ 健康的に断食出来るとイイですね☆ 私は以…
ころろ1114 @ Re:おぉぅ(05/12) *ろみろみ*さん >気合い入ってますね…
*ろみろみ* @ おぉぅ 気合い入ってますねー♪ 私は 十数年ぶり…
ころろ1114 @ Re:えええ(゜ロ゜)(05/07) *ろみろみ*さん >スクワット200回??…

Freepage List

2009.01.27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
去年の、まだ肌寒い春だった。

線路沿いの側溝で、ごそごそしているおじさんを見かけた。

「ごみ、拾いかな。ごくろうさま」

と思って通り過ぎようとしたら、ゴミ拾いのおじさんじゃなかった。

何やら緑を手にしている。

「あ、花壇か~春だもんね」

などど思いながら過ぎた。

そんなことはすっかり忘れ、初夏にまたあの道を通りかかった。

おじさんはぼろ傘や、スーパーの袋を紐にしたりして、



すっかり緑は青々として、いつ蕾がつくのかな~などと楽しみにしていた。

初夏をすぎ、盛夏になったのに、花は咲かない。

いつまでたっても緑の葉っぱが茂るのみだ。

「あれ~おかしいな~」

じっくり見てみると、

「???」

黄色い小さい花が咲いていた。どこかでみたことのある花だ。

「これ!きゅうりやん!」

おじさんは、ボランティアおじさんではなく、

自宅用の野菜を公道に植えていたのだ。

呆れるやら、おかしいやら。



笑ってしまった。

それからも、なすに、かぼちゃにトマトと、

よくもまぁ、こんなゴミゴミした道端にできるな~と感心するくらい生っていた。

収穫の秋が終わり、もうすぐ冬が来る時、

おじさんの畑も淋しくなり、



「やるな、おじさん」

と思ってみていたら、ある日おじさんの畑が、

半分以下のスペースになっていた。

市か区からの苦情だろうか。

線路に敷いてあるごろごろした石が、おじさんの畑に敷かれていた。

おじさんの畑はネギのみになってしまっていた。

それを見て、何だか悲しくなった。

確かにおじさんは不法占拠だし、個人の利益のみの行為だった。

これを許すと、次々に第二、第三のおじさんが出てくる。

仕方ないのだろう。

でも、おじさんが畑に精出してた頃は、道のゴミも拾ってくれていたのか、

ペットボトルも吸殻もなかった。

いまは側溝も道もペットボトルと吸殻だらけだ。

何とか撤去ではなく、折衷と言う形をとることはできなかったのかな。

暑い夏のさなか、ニコニコしながらアセをふきふき畑を耕していた、

あのおじさんの顔を思い出した。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.27 23:56:12
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: