戦国ジジイ・りりのブログ

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2012年06月19日
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カテゴリ: 旅日記(近畿)
入口でもらった境内図はこんなの。


三井寺境内

私は左下から入って、観音堂を出たところ。

次に目指すのは「勧学院」だけど、途中にある微妙寺で
何やら特別公開をしてるって話だったので、寄ってくことにした。

歩いてったら、微妙寺の外にどなたかいらした。


天台智者大師堂

 【天台智者大師


  受戒、光州大蘇山の慧思禅師に師事し、法華三昧を体得された。その後、
  金陵(南京)の瓦官寺で法華経と禅法を説き、38才、天台山に修禅し法華円頓
  実相中道を証悟された。

  陳皇帝に招かれて48才に、金陵で法華文句を説き、また玉泉寺に法華玄義摩訶止観を
  説かれた。その後、西暦597年、石城寺に入滅さる。
  智証大師入唐求法して天台山に修禅し、以って法華円教、この長等山に輝く。

  天台大師1300年遠忌に際し、報恩謝徳の誠を捧ぐ。】
  (現地解説板より。漢数字は戦国ジジイが変換)

う~ん、つまりこの方は来日された訳じゃないのね・・・

何だかよくわからないので、後で軽く調べてみたら、
この方は天台大師智ギ(ちぎ。「ギ」の字が楽天ブログでは使えません。)


天台宗を日本に持ち込んだのは、伝教大師最澄で、
三井寺は天台宗だから、それでここに1300年忌にあたって
像を建てたって事なのかな。

このお堂にある蛙股は、

天台智者大師堂2


四面全部の写真を撮ったけど、えらいボケてるので、
残念ながら全部はお見せできませぬ



この隣にあるのが、微妙寺。

微妙寺

 【園城寺別所 微妙寺

  微妙寺は、園城寺(三井寺)五別所の一つ。別所とは平安以降、広く衆生を救済
  するため本寺(本境内)の周辺に設けられた園城寺の別院で、当寺のほかに水観寺、
  近松寺、尾蔵寺、常在寺があり、総称して「園城寺五別所」と呼ばれている。

  御本尊は、もと志賀寺の霊仏で天智天皇の御念持仏と伝えられる十一面観音(重要
  文化財)で、『寺門伝記補録』には「霊験四表を輝す」と記され、特にその
  霊験威徳の灼かなことは有名である。

  往時には、十一面観音の誓願である除病、除難、滅罪の利益をもとめて都鄙遠近より
  道俗の帰敬渇仰するところとなり、境内には参詣者が溢れ頭にかぶる笠が破れ、
  脱げる程であったとその様子を伝え、俗に「はづれ笠の観音さま」「笠ぬげ観音」として
  一般に親しまれ道俗の尊嵩をあつめてきた仏である。

  この仏像は桧材の一木造で、数少ない10世紀の彩色壇像彫刻として天台系密教彫刻の
  なかでもすこぶる貴重なものとなっており、重要文化財に指定されている。

  本堂は、江戸中期の再建にかかる桁行三間、梁間二間、入母屋造桟瓦葺の建物で、
  同じく園城寺別所の一つ近松寺の本堂とすこぶる類似しており、当初は外陣の三方が
  建具がなく解放で、そこまで土足のまま参拝できる札所の本堂の形式を伝え、
  民衆の篤い観音信仰にささえられ受け継がれた園城寺別所の姿をよく示した
  貴重なものとなっている。

  なお、微妙寺の旧寺域は現在の長等公園の西山麓に広がり、かつては薬師堂、
  千手観音堂(本尊天寿観音像は現存しており重要文化財に指定されている)、
  明王堂の堂舎が建ちならんでいたようで、江戸時代には、近江を代表する学者
  若林強斉の若き日の僑居の寺として知られている。

  昭和54年、保存修理に際して現在の地に移したものである。】
  (もらった解説より)


かぶった笠が破れて脱げるって、どんだけ~!
押し合いへし合いどころの騒ぎじゃないよな・・・

しかし、ここの垂木(たるき)、変わってるわ~・・・

微妙寺2


屋根におる獅子のしっぽも、かわゆらしいし・・・(笑)

微妙寺3


内部の写真はありませんが、十一面観音様の写真は三井寺のホームページから
見られます(「名宝の紹介」→「仏像」→「十一面観音立像」)。
結構特徴あるお姿・・・

 【重文・十一面観音菩薩

  園城寺別所微妙寺に奉安いたしております十一面観音は10世紀ごろの製作であり、
  重要文化財に指定されております。像高は82センチの小さなご尊像です。台座から
  頭部まで桧の一本で彫刻されております。こういった小さな、しかも緻密な彫刻が
  なされている仏像は檀像風とよばれるもので、インドや中国において仏像を彫刻する
  場合、香木つまり白檀や栴檀などを用いて彫刻するのが常でした。

  高級な材質ですので、おのずと小型の彫刻になる訳です。我国ではそういった高級な
  檀木の入手が困難であったため、?や桧を代用することになります。

  現状では全身が古色に覆われていますが、唇や膝下の部分などには朱がかなり
  鮮やかに残っており、裳の一部にも切金紋様がかすかに認められます。

  頭部を大きく表すところをはじめ、極度に圧縮された体のつくりなど、一見して異様な
  印象を受けますが、これも檀像の特色の一つと考えられています。

  十一面観音を供養礼拝するものには、現世においては10種の果報を授かり、来世に
  おいては4種の善果に恵まれるとされております。かいつまんで申しますと、
  生活に必要な物資に恵まれ、水難、火難から逃れ、無病息災で満足して仏を信仰する
  ことができ、死後は地獄に輪廻することなく、阿弥陀仏の浄土(極楽浄土)に往生
  できるとされております。

  十一面観音菩薩御真言  オンロケイ ジバラキリク ソワカ】
  (もらった解説より。漢数字は戦国ジジイが変換。?はつぶれて読めない)

ご利益いっぱいの、ありがたい観音様です。


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最終更新日  2012年06月19日 21時24分57秒


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